鹿野晃院長 コロナ感染拡大の原因「マスクを外した状況、会話が出てくる」

[ 2020年11月20日 12:48 ]

TBS社屋
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 ふじみの救急クリニックの鹿野晃院長が20日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。国内の新型コロナウイルス感染者が19日に新たに2385人が確認され、2日連続で2000人を超えて過去最多を更新したことについて言及した。

 東京都では初の500人台となる534人が確認され、感染状況に関する4段階の警戒度を最高レベルの「感染が拡大している」へ約2カ月ぶりに1段階引き上げた。新型コロナ対策を厚生労働省に助言する専門家組織は「感染拡大のスピードが増しており、このまま放置すれば、さらに急速な感染拡大に至る可能性がある」と危機感をあらわにした。ただ政府は観光支援事業「Go To トラベル」を続ける方針で徹底的な対策には至っていない。

 鹿野院長は「当院では直接、本人さんと保健所に発生届などを出すんですが、その際に掘り下げて聞くと、家庭内感染の先のどこなのっていうことを聞くと、何らかのマスクを外した会食であったり、一緒にたばこを吸って盛り上がっていたり、ママ友のお茶会があったりとか、マスクを外した状況、会話が出てくる。そういうふうに分析している。1番効果的なのがマスクなので、そこだけは何とか守ってほしい」と話した。

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2020年11月20日のニュース