原田曜平氏 菅首相のコロナ“緊急会見”に「国民任せじゃなくてアイデアを出してほしい」

[ 2020年11月13日 12:31 ]

TBS社屋
Photo By スポニチ

 マーケティングアナリストの原田曜平氏が13日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。菅首相が同日に新型コロナウイルス感染者数が12日に国内で過去最多を記録したことを踏まえて急きょ行った会見についてコメントした。

 首相は会見で「自治体と緊密に連携しながら最大限の警戒感を持って自治体の感染状況に応じた対策をしっかりと実施するよう指示した」とし、緊急事態宣言やGo To キャンペーンの見直しについて「専門家も現時点においてそのような状況にないという認識を示していることは承知している」と慎重な姿勢を見せた。そして「政府としては感染が拡大している地域において大規模、集中的な検査やクラスター対策の専門家の派遣、保健師の広域的な派遣調整など自治体の感染拡大防止に向けた取り組みを支援している」と述べ、「新型コロナウイルス分科会が提言した飲食を伴う懇親会やマスクを外しての会話など感染リスクが高まる5つの場面を踏まえて今一度基本的な感染防止対策に努めてもらいたい」と呼びかけた。

 原田氏は「第1波は外出自粛要請しましたけど、第2波の場合は国民の頑張りだけで乗り切ったという感じ。第3波もそれを願われているような感じ。国民任せじゃなくてアイデアを出してほしい。政治として何をしてくれるのか。アクセルとブレーキ同時っていうのは難しい。交互に踏んでいかないと。ブレーキは国民に任せたままではなくて、外出自粛要請ほど大きなものじゃなくても何か軽いブレーキを考えないと」と自身の意見を述べた。

続きを表示

2020年11月13日のニュース