小倉智昭氏 菅首相のコロナ“緊急会見”に私見「医療崩壊につながるとなってくると楽観視もできない」

[ 2020年11月13日 09:32 ]

キャスターの小倉智昭氏
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 キャスターの小倉智昭氏(73)が13日、MCを務めるフジテレビ「とくダネ!」(月~金曜前8・00)に出演。菅首相が同日に新型コロナウイルス感染者数が12日に国内で過去最多を記録したことを踏まえて急きょ会見し「緊急事態宣言の状態にない」と緊急事態宣言の発出や「Go To キャンペーン」の見直しに慎重な考えを示したことについてコメントした。

 小倉氏は「死者の数が少ないんだからっていう声があるじゃないですか。ただ重症者が増えているのも事実、高齢者が感染しているのも事実ですし、医療崩壊につながるとなってくると楽観視もできないような気もする」と自らの見解を述べた。

 首相は会見で「自治体と緊密に連携しながら最大限の警戒感を持って自治体の感染状況に応じた対策をしっかりと実施するよう指示した」とし、緊急事態宣言やGo To キャンペーンの見直しについて「専門家も現時点においてそのような状況にないという認識を示していることは承知している」と慎重な姿勢を見せた。そして「政府としては感染が拡大している地域において大規模、集中的な検査やクラスター対策の専門家の派遣、保健師の広域的な派遣調整など自治体の感染拡大防止に向けた取り組みを支援している」と述べ、「新型コロナウイルス分科会が提言した飲食を伴う懇親会やマスクを外しての会話など感染リスクが高まる5つの場面を踏まえて今一度基本的な感染防止対策に努めてもらいたい」と呼びかけた。

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2020年11月13日のニュース