八代英輝氏 内村航平の訴えに「欧州で深刻な状況になっている中、どうやってやるのかって知恵を」

[ 2020年11月9日 12:05 ]

八代英輝弁護士
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 弁護士の八代英輝氏(56)が9日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。新型コロナウイルスの感染拡大後、五輪競技では国内で初めて海外選手が来日して行われた8日の体操国際競技会で、男子の内村航平(31=リンガーハット)が来年の東京五輪開催に向けて国民に協力を訴えたことについてコメントした。

 八代氏は「(国際オリンピック委員会副会長の)コーツさんが“コロナがあろうがなかろうが五輪をやるんだ”って言った時には、ちょっと違和感を感じましたけれど、今、欧州でかなり深刻な状況になっている中、どうやってやるのかって知恵を絞らないとなかなか難しいっていうことで、(内村)本人も自覚の上でおっしゃっているんだなっていうのが伝わってくる」と話した。

 内村は、10月に発表された産業能率大スポーツマネジメント研究所のアンケートの結果、東京五輪について84・8%が「来年の開催も難しいと思う」と回答したことを念頭に「五輪ができないんじゃないかというのが、80%を超えていて残念。できないじゃなくて、どうやったらできるかを皆さんで考えて、そういう方向に考えを変えてもらえれば。これは非常に大変なことであると、承知の上で言っている。国民の皆さんとアスリートが同じ気持ちじゃないとできない。どうにかできるやり方は必ずある。できないと思わないでほしい」と訴えた。

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2020年11月9日のニュース