黒木瞳が感謝「お客さまが育ててくれる」 伊藤健太郎主演映画公開に感慨

[ 2020年11月7日 14:53 ]

映画「十二単衣を着た悪魔」公開記念舞台あいさつに出席した黒木瞳
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 10月29日に道交法違反(ひき逃げ)などの容疑で警視庁に逮捕され、翌30日に釈放された俳優の伊藤健太郎(23)が主演を務める映画「十二単衣を着た悪魔」の公開記念舞台あいさつが7日、都内で行われ、メガホンをとった黒木瞳(60)らが出席した。

 冒頭、配給のキノフィルムズからのコメントが紹介され、司会を務める笠井信輔フリーアナウンサーが代読した。「上映決定に対してさまざまな意見もあると思うが多くの方からメッセージをもらった。スタッフの苦労に報いたいと思い配給会社として決断した」と公開への経緯を改めて説明し、最後に「これより先は伊藤さんについてのお話を控えさせていただきたい」とした。

 その後黒木が一人で登壇。「支えられて作品を完成させることができました。映画はお客様が育ててくれる。ご覧くださってありがとうございました」と感謝を伝え、伊藤に対してのコメントは一切しなかった。

 舞台あいさつに参加した三吉彩花(24)は、黒木について「本当にすばらしい監督です」といい「撮影前からマンツーマンで指導してくれた。やわらかく、温かい方。カジュアルに迎え入れてくれて、撮影中も他愛のない話をしてくれた。ご飯にも連れて行ってくれて、お母さんのようなお姉さんのような感覚で一緒にいさせていただきました」と振り返った。

 本作は黒木と親交のある作家、内館牧子さん(72)の「十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞」(幻冬舎文庫)が原作。フリーターの青年が「源氏物語」の世界にタイムスリップし、異世界で翻弄されながらも成長する物語。舞台あいさつには村井良大(32)、笹野高史(72)も登壇した。

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