橋下徹氏 郵便投票は大問題「トランプさんの気持ちがすっごい分かる」 米大統領選で持論

[ 2020年11月5日 11:17 ]

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
Photo By スポニチ

 元大阪府知事、大阪市長で弁護士の橋下徹氏(51)が5日、TBS「グッとラック!」(月~金曜前8・00)に出演。米大統領選の開票が進み、共和党のトランプ大統領(74)と民主党のバイデン前副大統領(77)の争いが大接戦となっていることについてコメントした。

 勝敗の鍵はペンシルベニア州などの激戦州が握るが、郵便投票が激増したことなどにより集計に時間がかかっている。

 橋下氏は、現状の大統領選の感想を「日本の選挙がこれだけ盛り上がればいいんだけどね」とし、「世界最高の権力者を投票で決めるっていうのはベストではないけど、このやり方で“いいな”って思う」とコメント。一方で「郵便投票は大問題」と指摘し、「有権者の1票を幅広く集計しないといけないって言ってるけど選挙をやったことのある当事者としては大問題だと思っているので、トランプさんの気持ちがすっごい分かる」と、自身の経験も交えて持論を語った。

 さらに、1日に実施された「大阪都構想」の住民投票に触れて「投票のルールっていうものがしっかりしているから、こないだ大阪都構想の住民投票でスパーンって敗北宣言やるわけですよ」と言い、「僕も5年前にやったわけ。0・8%差くらいの僅差だったんだけど、敗北宣言をやったのは投票のルールが厳格な構成になってるから」と説明。最後は、あらためて「郵便投票…。これはちょっとトランプさんの気持ちがすっごい分かる」と語気を強めた。

 橋下氏は、コロナ禍での郵便投票について「仕方ない」とする一方、「選挙は一定期間内の一定のルール内で投開票する。ずるずる伸びていったときに、普通の選挙の時と同じ厳格さで開票されるか」と指摘。さらに、選挙買収、圧力のおそれや本人確認などの難しさにも言及。「しっかりしたルールを設けるべき」などと論じた。

続きを表示

2020年11月5日のニュース