石田純一 菅首相の初の国会論戦に「自民党の劣化がすごい」「内容が無いんですよね」

[ 2020年10月29日 17:52 ]

俳優の石田純一
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 俳優の石田純一(66)が29日、木曜コメンテーターを務める文化放送「斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!」(月~金曜後3・30)に生出演し、菅義偉首相の初の国会論戦について私見を述べた。

 国会では、29日から参議院でも菅義偉首相の所信表明演説に対する代表質問が行われ、与野党の論戦がスタートした。石田は「ようやくですね。菅総理の所信表明演説も随分、遅れましたよね。言ってみれば時間があきました。まあここでどんどん議論を深めていって欲しいなと思いますけども」と待望し、「でも相変わらず、政府の答弁は紋切り型が多いかなという印象ですけどね」と指摘した。

 菅首相の答弁に野党からはヤジが相次いだが、与党からは応援演説のような、大きな拍手が送られたという。これに石田は「ヨイショ、太鼓持ち質問ですね」とし、「なんか自民党の劣化がすごいなあと。僕ら小さい時からずっと(論戦を)聞いていますけど、ここのところヨイショする代表質問、多いですよね。自民党の側で」と言及した。

 近年の論戦を振り返り、「そんなもの(ヨイショ)をやる必要あるのかな?ぐらいに感じちゃうんですけれども。そういうのは必要なんですかね?」と疑問を呈した石田。

 続けて、「国の骨格、方向性というのを国会で話して欲しいなというのが僕はあるんです。野党は野党だけの言い分じゃなくて、自民党は結論ありきじゃなくて、やはり本当に論議を深めていって欲しい」と切望し、「そういう意味でちょっと劣化と言いますか。内容が無いんですよね。論戦というのも国の根幹に関わることなので、特にちゃんとやって欲しいという印象です」と持論を述べていた。

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