佐藤天彦九段、木村九段下してリーグ戦初勝利 29日藤井2冠との次戦へ「積極的に」

[ 2020年10月26日 20:05 ]

<王将戦挑戦者決定リーグ戦>木村九段(手前)に勝利し、対局を振り返る佐藤九段(撮影・吉田 剛)
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 将棋の第70期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負で渡辺明王将(36)=名人、棋王含め3冠=の対戦相手を決める挑戦者決定リーグ、木村一基九段(47)―佐藤天彦九段(32)の一局が26日、東京都渋谷区の将棋会館で指され、佐藤が92手でリーグ戦初勝利を挙げた。

 ここまで木村が2連敗、佐藤が3連敗で迎えた、ともに初勝利を目指す戦い。横歩取りの戦型で始まり、中盤で角交換から積極的に攻め合う展開となった。佐藤が50手目で[後]6九銀と王手をかけた一手の辺りで木村は「自王が危ないんじゃないか」と感じたといい、その後は防戦一方に。“千駄ヶ谷の受け師”の異名通りの粘りを終盤見せたが、最後は佐藤が寄せきった。

 木村は挑戦者争いからは脱落する3敗目に終局後、「悔しい」とがっくり。あと3戦はリーグ残留を目指す戦いとなるが「残りも強い相手ばかり。一生懸命指したい」と前を向いた。

 一方、すでに挑戦者争いから脱落していた佐藤は初勝利を挙げたが、29日には藤井聡太2冠との次戦が控える。「藤井さんは上り調子の人。積極的に、意欲的に指したい」と語った。

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