世界的ジャズトランペッッター・近藤等則さん急死…71歳、「スーパードライ」CM曲も

[ 2020年10月19日 05:30 ]

亡くなった近藤等則さん(You Tubeから)

 世界的ジャズトランペット奏者で、音楽プロデューサーも務めた近藤等則(こんどう・としのり、本名俊則)さんが17日午後8時45分ごろ、川崎市内で急死した。公式サイトで18日、発表された。71歳。愛媛県出身。葬儀は家族葬で営まれる。喪主は長男空太(くうた)氏。お別れの会は未定。

 長男、次男の連名による文書で報告。18日には大阪で、ライブペインティングイベントに出演予定だったとし「楽しみにしておりましたので、残念でなりません」とした。死因は明かしていない。

 1967年に京大入学。ジャズに魅了され卒業後にミュージシャンを志し上京。78年以降は米ニューヨーク、オランダ・アムステルダムなどを渡り歩き、ピアニストのハービー・ハンコック(80)らと活動。大自然の中で1人演奏する「地球を吹く」などで注目された。91年のアサヒビール「スーパードライ」などCM曲も多数手掛け、97年には有馬記念でファンファーレを演奏した。

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2020年10月19日のニュース