「ザ・ゴールデン・カップス」ルイズルイス加部さん逝く…71歳、「リードベース」ロック界に足跡

[ 2020年9月28日 05:30 ]

ザ・ゴールデン・カップスのルイズルイス加部さん(2008年撮影)
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 「ザ・ゴールデン・カップス」のベーシスト、ルイズルイス加部(るいずるいす・かべ、本名・加部正義=かべ・まさよし)さんが26日、多臓器不全により横浜市内の病院で死去した。71歳。横浜市出身。葬儀は近親者で行う。同バンドは今月1日にドラマー兼ボーカルのマモル・マヌーさんが71歳で亡くなったばかり。

 1967年に横浜・本牧出身のグループサウンズ、ザ・ゴールデン・カップスのベーシストとしてプロデビュー。「長い髪の少女」「愛する君に」などのヒット曲を生んだ。圧倒的なプレーはリードベースと呼ばれ、日本のロック界に多大な影響を与えた。78年には以前から親しかったギタリストのChar(65)、ドラマーのジョニー吉長さん(12年他界)と「ジョニー、ルイス&チャー(後のピンククラウド)」を結成。人気を集めた。

 近年は病気療養を続けながら、デビュー53年目のザ・ゴールデン・カップスのメンバーとして活動。今月都内でライブが予定されていたが、新型コロナの影響で延期されていた。

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