「エール」志村けんさん3カ月ぶり登場にネット歓喜!大吉も「まだ出番」小山田先生は軍部への協力約束

[ 2020年9月23日 08:15 ]

連続テレビ小説「エール」第73話。松田大佐(野添義弘)と会う小山田(志村けんさん・右)(C)NHK
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 コメディアンの志村けんさん(享年70)が23日に放送されたNHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)第73話に登場した。第48話(6月3日)以来、25話ぶり9回目(回想を除く)。新型コロナウイルスの影響による約2カ月半の放送休止を挟んだため、約3カ月ぶりの登場。インターネット上には歓喜や驚きの声が相次いだ。「小山田先生」がツイッターの国内トレンド入りした。

 俳優の窪田正孝(32)が主演を務める朝ドラ通算102作目。男性主演は2014年後期「マッサン」の玉山鉄二(40)以来、約6年ぶり。モデルは全国高等学校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」などで知られ、昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而(こせき・ゆうじ)氏(1909―1989)と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏。昭和という激動の時代を舞台に、人々の心に寄り添う曲の数々を生み出した作曲家・古山裕一(窪田)と妻・関内音(二階堂ふみ)の夫婦愛を描く。

 志村さんは朝ドラはもちろん、最初で最後のドラマ出演。主人公に大きな影響を与える日本作曲界の重鎮・小山田耕三を演じる。

 第73話は、吟(松井玲奈)の夫・智彦(奥野瑛太)から依頼された映画「暁に祈る」の主題歌制作。軍は厳しく、鉄男(中村蒼)の歌詞は何度書き直しても了承を得られない…という展開。志村さんの登場シーンは終盤、開始13分頃からの約1分ながら、またも存在感を示した。

 (※以下、ネタバレ有)

 <小山田の部屋>

 小山田「馬政課が?」

 松田大佐(野添義弘)「はい。『暁に祈る』の作曲を古山裕一に発注したそうです。もっとも、最近何やら揉めているようですが」

 小山田「彼はまだ経験が浅いからな」

 松田大佐「古山氏は少し調子に乗っているんじゃないですかね。彼のような若造が作った曲より、わたくしは小山田先生の作る愛国歌曲の方に共感します」

 小山田「それはそれは、光栄です」

 松田大佐「小山田先生には、今後もいろいろと軍部へのご協力をお願いすることになるかと」

 小山田「もちろんです。わたし自らの音楽人生を、この日本国に捧げる覚悟です!(立ち上がり、松田大佐と握手)」

 SNS上には「志村さんがまた見れて、うれしかったです。さすがの存在感」「今回は何と言っても志村さんの再登場。まだ志村さんを拝めるとはありがたい」「もう回想シーンだけだと思っていたのに こんなシーンも撮っていたんだね。まだまだ出てくれると、うれしい」「過去の映像じゃなく、志村けんさんの新作が…まだ生きている(涙)」「志村けんさんのお姿、ちょこっと見れて、うれしかったなぁ。突然のプレゼントという感じで。お役柄はとても難しいポジションだと思いますが」などの書き込みが続出。

 直後の同局「あさイチ」(月~金曜前8・15)の“朝ドラ受け”も、近江友里恵アナウンサー(32)が「ちょっと小山田先生、怖くないですか。久しぶりにお見かけしました」と切り出し、博多大吉(49)は「わっ、まだね、出番があったんだ、と言ったらアレですけど」。博多華丸(50)は「いや~、複雑な人間関係ですよ、これは。今の最後の(視聴者投稿写真)(福島のおふくろの味)“いかにんじん”より複雑」と笑いを誘った。

 華丸が「どちらにも立場があるから」と続けると、大吉は「まだ分からないですね。(小山田が)裕一にとって良い人なのか、悪い人なのか」、近江アナは「そう。あの音楽もちょっと意味深な感じで」と語った。

 志村さんの出演シーンは、初登場の第25話(5月1日)がラスト約1分。秘書(川島潤哉)から裕一の演奏会成功と国際作曲コンクール入賞の快挙を知らされ「(新聞を手に取り)(裕一が)本物か、まがい物か、楽しみだね(新聞を机に投げ置く)(つづく)」。第28話(5月6日)もラスト約50秒。コロンブスレコードのディレクター・廿日市(古田新太)を呼び出し「君のところでな、(裕一を)契約してほしいんだよ(つづく)」。志村さんのセリフが連続して朝の15分を締めた。第34話(5月14日)も、中盤の音との絡みに続き、ラスト約20秒に登場。セリフはなかったものの、コロンブスレコードのサロンで偶然、初対面した裕一に視線を向ける顔のアップで「つづく」。登場3回連続でドラマを締める“8時14分の男”となった。

 第35話(5月15日)はタイトルバック明けに約2分。裕一が意を決して小山田に話し掛けると、小山田は「古山君。赤レーベル(流行歌)では、どんな曲を出したのかな?君は赤レーベル専属の作曲家だよね?ん?」と“塩対応”。その威圧感と風格がSNS上で反響を呼んだ。

 第37話(5月19日)は再び午前8時14分に約20秒。小山田の部屋。裕一が3日3晩徹夜して書き上げた楽譜を読み終え、裕一の顔を見る小山田。その反応をうかがい、緊張の面持ちの裕一の姿で「つづく」となった。

 第38話(5月20日)はタイトルバックの前、冒頭に約35秒。第37話の続きで、裕一が「最高傑作かもしれない」と持ってきた交響曲「反逆の詩」の譜面に目を通した小山田は「ふふっ」と薄笑いを浮かべ「で?」と目もくれず。立ち上がり、裕一に楽譜を戻して秘書とともに自室を去った。

 第40話(5月22日)は中盤、開始9分頃から約20秒。裕一が早稲田大学の応援歌「紺碧の空」を完成。小山田に曲を依頼しようとしていた事務局長(徳井優)が謝ると「それはもういいって言っているだろ!」と怒号を2連発した。

 第48話(6月3日)は中盤、開始9分頃から約1分40秒。世界的なオペラ歌手・双浦環を演じる女優・柴咲コウ(38)との初絡みはセリフの応酬となった。小山田は、裕一が作曲した「船頭可愛いや」の環の歌唱によるレコード化に反対。その理由を直接聞きに来た環は「その目。私、その目を見たことがあります。ドイツにいた頃、先生と同じ目をした芸術家たちをたくさん見ました。彼らは皆、自分の立場を脅かす新しい才能に敏感です」と小山田が裕一の才能を恐れていると指摘した。

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