中山秀征 師匠・志村さんから学んだことは「時間」、響いた言葉も紹介「バカでいろよ、利口になるな」

[ 2020年9月18日 17:03 ]

タレントの中山秀征
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 タレント、中山秀征(53)が18日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)に出演。新型コロナウイルスによる肺炎で3月に死去した志村けんさん(享年70)から「学んだこと」を明かした。

 「師匠」と呼んでいた志村さんの誕生日会幹事を長年務めるなど、親しい関係だった中山は、コロナ禍に触れ「いまだに送れていないんですよ。葬式も、ありませんでしたし」と漏らした。「だからまだね、亡くなったって現実がいまだににとらえられない、いまだに僕の中では生きているんですね」と話した。

 司会の黒柳徹子(87)から「学んだことがあるとしたらどんなこと?」と尋ねられた。中山はたくさんあるとしつつも、強調したのが「やっぱり時間ですね」。志村さんは集合時間の30分~1時間前には常に、現場に入っていたと説明。その理由を聞くと「遅刻すると『すいません』から始まるだろ。1日が俺『すいません』から始まりたくないんだよと。だから早く入るんだ」と返されたという。

 ほかに印象深かった言葉は「バカでいろよ、利口になるな」。若い頃にかけられた一言だったといい、「何でも追求するバカでいろと。知ったかぶるなよと、そういうことだと思うんですけど」と真意を推測。「常に新鮮な気持ちで、バカでいろと。それを言われましたですね」と続けた。

 徹子が「あの方もそんな感じで暮らしていたようにみえましたよね」とコメント。中山は同調し、「いろんなことを細かく勉強されているけど、ひけらかさない。分かっていても言わないっていうところがすごいなっていつも思っていましたね。でも全部分かっているんですよね」としみじみ語っていた。

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