日テレ4月期 一番見られた番組は志村けんさん追悼「天才!志村どうぶつ園 特別編」

[ 2020年9月10日 14:31 ]

志村けんさん
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 日本テレビは10日、10月期「番組改編説明」をリモートで行い、4月クール(4~6月)の同局の番組の中で、平均視聴人数が最も多かった番組は4月4日に放送された「天才!志村どうぶつ園 特別編」だったと発表した。

 同番組は長年「園長」として番組を支えた、3月に新型コロナウイルスによる肺炎のため死去したタレントの志村けんさん(享年70)を追悼する内容で、チンパンジーのパンくんや捨て犬のちびなど、動物と笑顔でじゃれ合う園長の名場面を振り返った。冒頭では飼育係の嵐・相葉雅紀(37)は「亡くなられたことは信じられませんし、受け止めることができません。嫌です。悲しすぎます」と涙。秘書の山瀬まみ(50)らレギュラー陣も涙ながらに園長への思いを語った。

 平均世帯視聴率27・3%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)で、2004年の番組開始以来、最高の数字を記録。瞬間最高の世帯視聴率は、終盤の午後8時50分に記録した32・3%。ロケ終了後にパンくんが園長との別れを惜しみ、駆け寄って抱きつくシーンが流れた瞬間だった。全国平均視聴人数も2223万6000人を記録し、全国で番組を1分以上視聴した人数を示す「到達人数」は4326万4000人(推計)だった。

 なお、2位は4月19日放送の「世界の果てまでイッテQ!2時間SP」(平均視聴人数1752万3000人、到達人数3722万1000人)、3位は同29日放送の「笑ってコラえて!3時間SP」(平均視聴人数1462万3000人、到達人数4169万3000人)、4位は同4日放送「嵐にしやがれ2時間SP」(平均視聴人数1413万9000人、到達人数3154万2000人)、5位は同12日放送の「行列のできる法律相談所」(平均視聴人数1401万8000人、到達人数2622万4000人)。コロナ禍で在宅率が上がる中、4月に軒並み高い数字を記録した結果となった。

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