室井滋 渡哲也さんは「お顔の中に“星”がある人」ドラマ現場で感じた圧倒的スター性

[ 2020年8月30日 18:44 ]

室井滋
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 女優・室井滋(61)が、30日放送のNHK「あの日あのときあの番組」(後4・40)に俳優・中尾彬(78)と出演し、今月10日に肺炎のため死去した俳優・渡哲也さん(享年78)と共演したドラマでの思い出話を語った。

 室井は2007年、渡さんの主演で放送されたNHKドラマ「新マチベン~オトナの出番~」に出演。室井にとって渡さんは、「お顔の中に“星”がある人」といい、「華がある人はたくさんいるけど、星のある人は私の中で特Aみたいな感じ。勝手に自分の中でそう思ってて」と特別な思いを抱いていたという。

 新聞記者を辞めて弁護士として第2の人生を歩み始めた男(渡さん)と、勤務先の高校の校長を殺害した容疑で逮捕される女性教師(室井)という役どころで、面会所や法廷でのシーンでは渡さんと1対1の緊迫するやりとりを演じた。

 憧れの大先輩との共演に心躍らせていた室井だったが、弁護士という役柄もあってか、渡さんの醸し出す空気で現場に緊張感が漂っていたことに驚いたという。「ダジャレとか、おやじギャグとかおっしゃってくれればもうちょっと和んだと思うんですけど…。こういう役どころなので、私語をかわすとかえって緊張感がなくなると、絶対にお考えになったんだなと思う」。せりふ合わせも、ほとんどなかったという。

 渡さんの日活時代の先輩で、若手時代から知る中尾は「哲ちゃんの場合、芝居を作り上げるというか、空気を作り上げていく。目で全部、空気を作ってるなって。“眼技”というか」と解説。「工夫したんじゃなくて、自然に出てくるところが、渡哲也の魅力だと思う」と付け加えた。

 ドラマの現場での渡さんは、体調が思わしくなかったという。室井は「かえって気に掛けられるのは嫌だと思うので、『大丈夫ですか?』とか、『お座りになったら?』なんてことは絶対に言わなかった」と告白。渡さんの笑顔が体調のバロメーターだったようで、「ダラダラというふうには絶対にならなくて、逆に私たちにニッコリなさって、『僕は大丈夫ですよ』みたいな雰囲気を、朝来られたら(作っていた)」と思い返していた。

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