須藤甚一郎さん死去、81歳 「アフタヌーンショー」芸能リポーターとして活躍

[ 2020年8月13日 19:37 ]

須藤甚一郎氏(2001年撮影)
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 テレビ朝日「アフタヌーンショー」などで芸能リポーターとして活躍した須藤甚一郎(すどう・じんいちろう)さんが、多臓器不全のため11日の午後4時頃、神奈川県内の病院で亡くなっていたことが13日、分かった。81歳。東京都出身。通夜は18日午後5時、葬儀・告別式は19日午前10から、いずれも東京都世田谷区瀬田3の6の8、公益社用賀会館=(電)0120(94)8341で行う。喪主は息子の須藤健太郎(すどう・けんたろう)氏。

 昨年夏に熱中症で倒れ、以降は入退院を繰り返していた。足腰を悪くし、車椅子で生活していた。2、3カ月前から誤嚥性肺炎を発症。その後、消化器や呼吸器を悪くし、様々な合併症と戦ってきた。

 健太郎さんが最後に甚一郎さんと面会できたのは、亡くなる前日の10日。意識はあるものの会話が出来ない状態だったが、孫の写真を見ると涙を流していたという。

 甚一郎さんは、早稲田大学を卒業後、女性週刊誌「女性自身」の記者としてキャリアをスタート。1971年に創刊された週刊誌「微笑」の立ち上げメンバーとなり「週刊ポスト」「週刊大衆」などの記者としても活躍した。

 芸能リポーターに転身後は、徹底的な取材と毒舌リポートを売りにお茶の間の人気者に。芸能スキャンダルに限らず、政治や事件など幅広い取材範囲で知られていた。晩年は政治家として活動。1999年に東京都目黒区議会議員選挙に無所属で立候補し初当選。19年までに6選した。

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