スーパーソニック 来年に延期 海外アーティストの入国制限解除の見通し立たず

[ 2020年8月11日 14:01 ]

 9月19~21日に開催を予定していた音楽フェス「SUPERSONIC(スーパーソニック)」が来年に延期されることが11日、公式サイトで発表された。

 公式サイトでは「新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況を注視しながら政府・自治体からのガイドラインを基に開催に向けての準備を進めてまいりました」としたうえで「しかしながら懸案事項となっておりました海外アーティストの来日に関しまして『新型コロナウイルス感染症の拡大防止』対策下における日本への入国規制の解除の見通しが立たない状況に加え、この数週間の国内外の感染が拡大している状況の中、ご来場のお客様・アーティスト・スタッフの安全を確保しての開催が難しいという判断に至り、2021年に開催を延期とさせて頂く事に致しました」と延期を報告した。

 続けて「チケットをご購入して頂きました皆さま、出演アーティストの皆さま、そして開催のためにご尽力して頂いた関係各社の皆さまには、これまでのサポートへの感謝と共に延期という結果になってしまった事を心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

 開催に向けて実施したクラウドファンディングへの感謝を伝えるとともに、「今後開催されるクリエイティブマン主催公演、来年のスーパーソニックでの感染症対策として有意義に活用させて頂き、後日活動報告をさせて頂きます」。続けて「この困難を乗り切り、来年の会場でお会いできることを楽しみにしております。フェスのある日常、ライヴのある日常を1日も早く取り戻しましょう」と呼びかけた。

 延期日程については会場側との調整がつき次第、発表される。

 同フェスは、毎年8月開催の「サマーソニック」(千葉・幕張)は、当初予定されていた東京五輪・パラリンピックの開催期間を避け、9月に開催される20年限定フェスとして企画されていたもの。アーティストはASIAN KUNG-FU GENERATION、BiSH、LIAM GALLAGHER、FATBOY SLIM、きゃりーぱみゅぱみゅ、Creepy Nuts、BLACK EYED PEAS、Official髭男dism、BAD HOPらの出演が予定されていた。

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2020年8月11日のニュース