小柳ルミ子、芸能界引退宣言も即撤回 同事務所ユッキーナ引退で「先越されちゃった」

[ 2020年8月1日 16:31 ]

小柳ルミ子
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 歌手・小柳ルミ子(68)が1日、TBSラジオ「ナイツのちゃきちゃき大放送」(土曜前9・00)に電話出演し、「引退します」と発表して即撤回する一幕があった。

 小柳はナイツへのあいさつもそこそこに、「ナイツさん、あのちょっとここで爆弾発言していいですか?私、あの、引退します」と突然、宣言した。塙宣之(42)から慌て気味に「ボケですか?」と意思確認されると、小柳は「というか、ここ数カ月、引退しようと思ってました」と、真剣に引退を考えていたことを告白した。

 新型コロナウイルス感染拡大の中、芸能界での自分の役割について真剣に考えたという。「コロナによっていろんなことが浮き彫りになったじゃないですか?人の心だとか、人の優しさだとか。それで、これだけ仕事がないということは、自分に力がないんだって思ったんです。業界に自分のポジションはないんだって」と、引退を決意するに至った経緯を説明した。

 ところが、そんな中で、引退を踏みとどまる出来事が2つあったという。1つは同じ事務所だった木下優樹菜さん(32)の芸能界引退。「優樹菜ちゃんが引退したじゃないですか?先越されちゃったって。同じ事務所ですから、副社長も社長もよくして下さるので、この方たちを裏切れないと思っちゃった」と明かした。

 さらに、サザンオールスターズの桑田佳祐(64)が、週刊文春に小柳を絶賛する連載記事を掲載してくれたことも、引退を翻意するきっかけになったという。「桑田さんが確かな分析で魅力を一つ一つ言って下さっているのを、体震わせながら、泣きながら拝見して、それが本当に私の支えになった」と感謝し、「だから週刊文春の雑誌、いつも持ち歩いている」と明かした。スキャンダルを白日の下にさらすことで「文春砲」とも呼ばれるが、塙は「逆文春砲みたいな感じですよね」と驚いていた。

 引退を踏みとどまった小柳は最近、ボイストレーニングに通い、再び歌と向き合っているという。「トレーナーからレッスンを受けるにつれ、自信を取り戻してきた」と前向きに語っていた。

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2020年8月1日のニュース