「君は僕の勇気」がヒット・東野純直、ブレーク時の印税「8000万円超」…現在はラーメン店の店主に

[ 2020年7月31日 16:35 ]

シンガー・ソングライターの東野純直
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 「君は僕の勇気」のヒットで知られるシンガー・ソングライター、東野純直(48)が30日深夜放送のテレビ東京「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」(木曜深夜0・12)に出演。ブレーク時の印税収入を明かすとともに、その後の人生についても赤裸々に語った。

 21歳の時に発売したデビュー曲「君とピアノと」(1993年)が12万枚を売り上げ、同年発売のセカンドシングル「君は僕の勇気」が35万枚のヒットを記録した。デビュー曲の印税が最初に入ったのが、翌年の「1月、2月」。寒さに耐えかねジャンパーを購入しようと考え、「口座に1万円くらい入っていたよな」と現金を引き出すと、「500万円くらい入っていた」という。

 93年中に初アルバムもリリースするなど、瞬く間にスターの仲間入りを果たした。「セカンド(シングル=君は僕の勇気)でボーンっていって、アルバムが出て。入ってきたお金は初年度が8000万円を超えていた」と告白した。

 大金を手にし「1回で下ろす金額なんて100万円単位」。海外旅行もファーストクラスで向かったといい、「くだらないことやっていましたよ、本当に」と振り返った。翌年の税金については「分納しました。家を1軒買えるくらいの金額」と語り、苦笑した。

 3枚目のシングルは15万枚を売り上げたが、周囲の目は厳しかった。以前ほどのヒット曲に恵まれず、「ラジオ局とかに行くとどんどん楽屋が変わってくる。ケータリングもあって広めの楽屋だったのが、待合室に入る手前のロビーで待っておいて下さいとか、ありましたよ」と待遇の変化を口に。その後、所属事務所との契約も終了し、インティーズでライブを行うも動員は減少した。

 36歳のころ、一念発起し「昔所属していた事務所の裏の中華そばの名店」で働く決意をした。8年の修業を経て44歳の時に独立、東京・昭島市に「支那ソバ 玉龍」をオープンした。現在、店主として店を切り盛りする一方、アルバムのリリースやライブ活動など音楽活動にも力を入れているそう。「年商でいうと1500万円くらい、ラーメン店だけだと」と充実の表情で語っていた。

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2020年7月31日のニュース