上沼恵美子 今になって気落ち 「えみちゃんねる」エンドロールだけの異例最終回

[ 2020年7月25日 05:30 ]

タレントの上沼恵美子
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 “関西の女帝”上沼恵美子(65)が司会を務める関西テレビの「快傑えみちゃんねる」(金曜後7・00)が24日、最終回を迎え開始から25年、放送回数1056回の歴史に幕を下ろした。突然の終了をめぐっては上沼が局側と衝突し、出演を拒否した経緯が浮上。最終回は長寿番組にも関わらず、エンドロールだけの告知で“店じまい”となった。

 この日放送されたのは終了決定前の収録済み分。20年ぶりに同番組に出演した小堺一機(64)らがトークを繰り広げた。最後にナレーターがナレーションで終了を報告。卒業セレモニーはもちろんなく、21日に同局が発表した上沼の「1000回を超えて続けることができたのは、支えて下さった視聴者の皆さまのおかげです。本当にありがとうございました」とのコメントが画面に映し出されただけだった。

 同番組は6月の収録で上沼が準レギュラーのキングコング梶原雄太(39)の態度が気に入らず、罵倒して降板騒動に発展。懇意にしていた担当プロデューサーが番組を離れる事態となった。その中で上沼が局側に「悪いところがあったら言ってほしい」と申し出て、意見を出したところ「辞めてやる」と逆ギレ。同局幹部との話し合いの中で上沼が番組降板を決めた。関係者によると、10月改編での卒業プラン、総集編の放送や再放送の許可も出さず、交渉は決裂した形で終わったという。

 上沼の周囲からは「関西テレビに対して不信感があったようです。えみちゃんねるは大事にしていた番組なのに……。自信も揺らいでいるようで、今になって気落ちしていると聞きました。なんとか復活してほしい」との声が上がる。関西では視聴率女王で、本音の毒舌トークのファンは多い。

 上沼の暴走ぶりが目立った今回の騒動だが、背景には新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあった。番組収録が不定期になり「テンションを保つことも難しかった」(演芸関係者)。上沼自身も「コロナ鬱(うつ)」と口にしている。なかでも無観客での収録がネックになったとみられ、テレビ局関係者は「上沼さんは観客がどこまで笑うのか反応を見ながらしゃべる。それがないと毒舌の踏み込みの加減も難しい。非常に繊細なものです。本人も“やりにくい”と悩んでいました。今後リモートばかりになったら“もう出来ない”とこぼしていた」と話した。

 コロナでは、旧知の間柄だった岡江久美子さん(享年63)が4月に急逝。上沼はショックのあまり直後に予定していた読売テレビの番組収録をキャンセルしている。5月末には長年連れ添っていた女性マネジャーも離れて、「いろんなことが続いて精神的にかなり参っていた」(関係者)という。仕事の状況に加えて、人間関係の問題なども重なり“自暴自棄”の引き金になった可能性はある。

 「快傑…」は1995年7月にスタート。上沼の歯に衣(きぬ)着せぬ毒舌トークで人気を博した。最高視聴率は21・3%(ビデオリサーチ社調べ)。関西で長く愛された名物番組だった。

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