賀来賢人は若年層に訴える“2代目半沢直樹” 間違ったことにフタをしない!

[ 2020年7月16日 05:30 ]

半沢直樹 令和の倍返しだ!(3)

半沢直樹(堺雅人)の部下役で出演する賀来賢人
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 19日にスタートするTBS日曜劇場「半沢直樹」。今作の半沢直樹(堺雅人)の特徴のひとつが、一匹狼ではなく、チームで戦うことだ。出向先の東京セントラル証券の部下らとともに、東京中央銀行の敵を倒すべくさまざまな手を打つ。“一番弟子”となるのが、賀来賢人(31)演じる証券会社のプロパー社員・森山雅弘だ。

 原作小説「ロスジェネの逆襲」の題名にあるロスト・ジェネレーションの代表が森山。就職氷河期に入社し、親会社の銀行から出向してくる上司や先輩に見下される人物を演じる。「森山はウソがつけない男。理不尽なことや違うと思ったことに意見して、立ち向かおうとする。骨のあるヤツなんですよ」。その境遇からいら立つ場面も多く、賀来は感情豊かに表現している。

 見どころは半沢と心を通わせていく姿。半沢はこれまでの出向組とは違い、森山と真剣に向き合う。「少しずつ半沢さんを信頼していくので、監督と“今はそこまで信頼しなくていい”とか“ここは信頼してる”と詰めながら、森山の心情に気を付けながら演じましたね」と振り返った。

 正々堂々と敵と戦う姿は、まさに「2代目半沢直樹」とも言える存在。「どうしていいか分からない時に半沢さんの力を借りて、自分が変わろうとする。半沢さんのマインドを引き継ぐ人物でもあるんですよね。その瞬間がシーンとしてある。半沢さんに心を開いてからは、どんどん成長していく。その成長を見てほしいです」とアピールした。

 賀来自身も、堺から現場で学んでいる。「やっぱり技術が凄い。セリフの言い回し、テンポ、スピード、抑揚。なんでこんなに早口で言えるんだろうって見てますね」。早口をまねしてみるも「全然舌が回らなかった」と笑って首をかしげる。続編からの参加でプレッシャーもありそうだが、「堺さんを中心に推進力があるチームなので、リラックスしてできてますよ」。役柄同様、堺に引っ張られている。

 銀行の役員や部長級が主体となるドラマの中で、若年層に訴えかける役割を担う。「若者はどんどん自分の意見を押し殺すようになってきてる。森山の世代の20代後半から30代はどこか鬱屈(うっくつ)したものを抱え込んでしまう。僕もそうだし。森山は間違ったことにフタをしない。フタばっかしてる世の中に対して、ガツンと響くものがあると思う」と胸を張った。

 ◆賀来 賢人(かく・けんと)1989年(平元)7月3日生まれ、東京都出身の31歳。07年に俳優デビュー。12年のテレビ東京ドラマ「クローバー」で連続ドラマ初主演。出演作にドラマ「Nのために」「スーパーサラリーマン左江内氏」、映画「森山中教習所」など。主演映画「今日から俺は!!劇場版」があす17日から公開。1メートル78、血液型O。

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