美保純 ドラマ「半沢直樹」大和田常務の“名シーン”に「香川さんの気持ちが分かった」

[ 2020年7月15日 19:17 ]

女優の美保純
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 女優の美保純(59)が15日、TOKYO MX「5時に夢中」(月~金曜後5・00)に生出演。2013年に社会現象を巻き起こしたTBSのモンスタードラマ「半沢直樹」で、半沢の最大の敵である大和田暁常務を演じた俳優・香川照之(54)の、最終回の“名シーン”について語る一幕があった。

 番組では撮影時、香川は「土下座はしたくない。大和田のような男は絶対に土下座はしない」と監督に言ったが、監督の出した答えは「してください」。香川が大和田の性格を考慮した結果、限りなく時間のかかる土下座になったという、裏話を明かした記事を紹介した。
 
 これに美保は「芝居として納得していないのは凄く出ていて。監督にずっと抵抗していたんだと思う。香川さんの気持ちが分かった」と吐露。「だからこそ、ちょっとやり過ぎなくらいに膝を折っていたのが、ああいう風に良い芝居になったんだろうなと思って」と称賛し、「芝居としても嫌だったんだろう、そこをやるのがまた良いんですよね。役者として。監督さんはそこを狙っていたんだと思います」と私見を述べた。

 MCのふかわりょう(45)から、自身は芝居をする上で、演出との“せめぎ合い”はあるか?と問われ、美保は「ありますよ」と即答。さらに「ドラマって『オーバーのやってくれ』って言われるんです。でも(放送を)見ると、やって良かったなと思いますけどね。中途半端にやっているのが一番つまんない芝居になっちゃうのかなって思います」と、打ち明けていた。

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2020年7月15日のニュース