藤井聡太七段 ダブルタイトル挑戦決定!永瀬2冠下し王位戦挑戦者に

[ 2020年6月23日 19:53 ]

永瀬2冠(左)を下し、王位戦挑戦者に決まった藤井七段(代表撮影・日本将棋連盟)
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 将棋の第61期王位戦挑戦者決定戦が23日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、白組優勝・藤井聡太七段(17)が紅組優勝・永瀬拓矢2冠(27)=叡王、王座=を127手で下し、木村一基王位(47)への挑戦を決めた。藤井七段は史上最年少タイトル挑戦となった棋聖戦に続くダブルタイトル戦出場となった。

 ともに挑戦者決定リーグを5戦全勝で勝ち上がっての激突。藤井の先手番で指された。

 3年前の非公式戦で勝利を収めていた永瀬は、今月2日に行われた棋聖戦挑戦者決定戦で藤井と公式戦初対決。序盤は事前研究の成果で藤井にプレッシャーをかける展開だったものの、藤井の放った好打にひるんで思わず緩手を指し、最後は土俵を割ってしまった。21日ぶりの手合となったこの日も、タイトル戦出場決定戦という因縁の対決。永瀬は中1日、藤井は中2日での対局だった。

 王位戦は例年7月開幕の7番勝負で行われる。藤井は8日に開幕し、現在進行中の棋聖戦とダブルタイトル挑戦となる。

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