アンジャ渡部建“素敵な旦那さん”イメージ崩壊 ブランチ“3バツ降板”

[ 2020年6月11日 07:00 ]

アンジャッシュの渡部建
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 お笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建(47)が複数の女性との不倫スキャンダルで出演番組を全面自粛することになった問題で、その原因が妻で女優の佐々木希(32)との交際時から続く複数の不倫相手の存在だったことが10日、分かった。11日発売の「週刊文春」が報じている。渡部は10日「妻にも謝罪しました」とコメントを出し、無期限の活動自粛を発表した。

 イメージ失墜の渡部が10日、TBS「王様のブランチ」(土曜前9・30)のMCを降板することが分かった。この日、所属事務所は「当面の間、活動の自粛をすることといたしました」と発表。渡部はブランチに17年から進行役として出演し、グルメの知識などを披露していた。局関係者は「グルメや美容、トレンドを扱うため、まさに主婦層がターゲット。そんな番組の司会の複数女性との不倫報道はイメージが悪く、今後の出演は難しい。降板せざるをえない」と語る。また、リポーターを含めて女性の出演者が多く「共演に難色を示す関係者もいる」という。

 関係者によると、13日の放送は代役を立てず、ともにMCを務めていた佐藤栞里(29)に進行を任せる方向で調整。藤森慎吾(37)らレギュラー陣が佐藤をサポートすることになりそうだ。

 放送関係者は渡部の地上波復帰について「全番組で難しいだろう」と語る。背景には新型コロナウイルスの影響もあるという。テレビ各局は感染拡大で予定していた撮影ができず、再放送が増える中で「CMによる広告収入が多いところで5割ほど減っている」(民放関係者)。そのため「イメージが悪化したタレントを使い、視聴者が離れるリスクをわざわざ負わない」という。

 これまで主婦層にとっては、渡部は爽やかでグルメの知識を持つ“素敵な旦那さん”のイメージだったが、今回の不倫報道は妻への裏切りと映り、好感度は暴落。加えて、美人女優の佐々木を妻に持つ中での不倫劇は男性ファンからの反感も買った。さらに佐々木のファン層でもある若い女性の支持も失い“3バツ”がついた状態となった。「渡部が言うなら間違いない」という信頼が武器だっただけにダメージは計り知れない。

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