豊島名人の初防衛か、初挑戦の渡辺王将か…名人戦2カ月遅れで開幕

[ 2020年6月11日 05:30 ]

豊島将之名人・竜王
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 将棋の第78期名人戦7番勝負(主催・毎日新聞社、朝日新聞社)第1局が10日、三重県鳥羽市の「戸田家」で始まった。初防衛を目指す豊島将之名人(30)=竜王=と、名人戦初挑戦の渡辺明王将(36)=棋王、棋聖=の屈指の好カード。新型コロナ感染拡大の影響で約2カ月遅れで開幕を迎えた。

 振り駒で豊島が先手に決まり、角換わりで序盤から早い展開に。午後6時半、渡辺が56手目を封じて初日が終了した。持ち時間各9時間のうち、豊島は4時間58分、渡辺は3時間7分を使った。第2日は11日午前9時から同所で指し継がれる。

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2020年6月11日のニュース