「報道ステーション」16・4% 富川悠太アナが56日ぶり復帰 前日から1・7Pアップ

[ 2020年6月5日 09:09 ]

テレビ朝日の社屋
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 4日放送のテレビ朝日「報道ステーション」(月~金曜後9・54)の平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出、関東地区)は16・4%だったことが5日、分かった。新型コロナウイルスに感染し療養していた同局の富川悠太アナウンサー(43)が56日ぶりに番組復帰。前日の14・7%から1・7ポイントアップするなど、注目が集まった形。

 今週は、1日が14・0%、2日が15・1%、3日が14・7%と推移していた。

 番組冒頭に「こんばんは。報道ステーションです。新型コロナウイルスに感染しまして、およそ2カ月間休ませていただきましたが、本日より番組に復帰することになりました。感染拡大の防止を呼び掛けていたにも関わらず、番組内に私を含めて5人の感染者が出てしまいました。あらためてお詫び申し上げます」と頭を下げて謝罪。

 「そして、視聴者の皆さまからは多くのお叱りの言葉をいただきました。一つ一つ真摯に受け止めています」と語った。

 4月12日にPCR検査で陽性と診断され入院。前週に発熱があったが平熱に戻ったとして、4月6~9日は番組に出演を続けた。番組からはその後、フリーの赤江珠緒アナウンサー(45)の夫らスタッフ4人の感染が判明。さらに赤江アナも陽性となった。

 番組復帰は5月29日に同局が発表。療養前は月~木曜まで週4日のメインキャスターを務めていたが、復帰後は当面、木曜と金曜のキャスターを担当。月曜から水曜までは自身の強い希望で、2016年のキャスター就任前まで務めていた、現場取材と報告を行う「フィールドリポーター」となる。富川アナは局を通じて「初心に戻って、ニュースに地道に向き合いたいと考えた」とコメントしていた。

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