杉村太蔵 検察庁法改正に「不信感があれば、国民として次に何ができるかっていったら」

[ 2020年5月17日 12:22 ]

元衆議院議員でタレントの杉村太蔵
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 元衆院議員でタレントの杉村太蔵(40)が17日、TBS系「サンデージャポン」(日曜前9・54)に出演。検察官の定年を延長する検察庁法改正についてコメントした。

 杉村は「私は反対されている方への1つの疑問として、法改正があろうとなかろうとご心配されている内閣が検察トップの人事をコントロールできるんじゃないかっていう意見は、今の法律でも内閣が検察総長とか検事長を任命するわけです」とし、「だから改正されようが、されまいがこの懸念は残るんですね」と指摘。

 その上で「私たちはこういう制度的欠陥を、例えば公務員には不正を知り得た時には告発の義務を課してますね。そしてその告発に対して検察庁は必ず受理しなければなりませんよっていうふうに規則で定めています。さらにいえば、検察審査会っていうのがあって、それでも検察が起訴しない、それは納得できないなってなったら強制起訴と、制度の欠陥を制度で補っている」と説明した。

 そして、安倍政権に近いとされる黒川弘務東京高検検事長(63)について、黒川氏の経歴などから、首相とは近いと思わないと主張。その上で「私たちは“安倍さん、本当は悪いことやってるのに”という不信感があれば、国民として次に何ができるかっていったら、この内閣倒せばいいんですよ。選挙で投票すればいいんですよ」と自らの考えを述べた。

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2020年5月17日のニュース