「エール」志村けんさん 初対面・窪田正孝に“塩対応”威圧感にネット反響!台本にない“アドリブ台詞”も

[ 2020年5月15日 08:15 ]

連続テレビ小説「エール」第35話。ついに裕一(窪田正孝)と初対面した小山田耕三(志村けんさん)(C)NHK
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 コメディアンの志村けんさん(享年70)が15日に放送されたNHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)第35話に登場した。2日連続4回目で、ついに主演を務める俳優・窪田正孝(31)との初共演シーン。この日も約2分の出演ながら、またも圧倒的な存在感を放った。その風格やシリアスな演技がインターネット上で反響を呼んでいる。

 朝ドラ通算102作目。モデルは全国高等学校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」などで知られ、昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而(こせき・ゆうじ)氏(1909~1989)と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏。昭和という激動の時代を舞台に、人々の心に寄り添う曲の数々を生み出した作曲家・古山裕一(窪田)と妻・関内音(二階堂ふみ)の夫婦愛を描く。男性主演は2014年後期「マッサン」の玉山鉄二(40)以来、約6年ぶりとなる。

 志村さんは朝ドラはもちろん、最初で最後のドラマ出演。主人公に大きな影響を与える日本作曲界の重鎮・小山田耕三を演じる。

 第35話は、コロンブスレコードとの契約が小山田(志村さん)の推薦により決まったことを知った裕一(窪田)は、ある日、同社のサロンで偶然見かけた小山田に意を決して話し掛ける…という展開。

 <タイトルバック明け>

 小山田「(バニラアイスを食べ)なかなか美味いもんだな、これは」

 部下「それは何よりでございます」

 小山田「そもそもバニラっていうのは、何でできているんだ?これ」

 部下「バニラ?あ…確か、木の実と聞いたことがございますが」

 小山田「私は木の実を食っているのか。美味しかった。ごちそうさま。じゃあ、帰ろうか」

 裕一「(意を決して)お、小山田先生!は、初めまして。あの、こ、古山裕一です。わ、わたくし、あの、幼少の頃から、せ、先生の本で、あの、音楽の勉強を…」

 部下「何だね、君は!」

 裕一「(小山田の前に歩み寄り)あの、ありがとうございました!(頭を下げる)いつか、あの、せ、先生と同じ、あの、青レーベルで音楽を書かせていただけるよう、し、精進して参ります」

 小山田「古山君。赤レーベルでは、どんな曲を出したのかな?君は赤レーベル専属の作曲家だよね?ん?」

 裕一「実はまだ、さ、採用に至らずで…」

 秘書「先生、参りましょう」

 帰宅した裕一は、早く結果を出さないと小山田の顔に泥を塗ることになると、取り憑かれたように仕事に打ち込むが…。

 SNS上には「あんな志村けんさんは見たことがない。俳優・志村けんだった。塩対応だった」「志村師匠の威圧のオーラ!これが重鎮(ドン)だッ!」「小山田『赤レーベル専属の作曲家だよね』←『専属の』に力が入った言い方。おまえ(裕一)は私と違う、という志村けんさんの圧。そして巨大なプライドと自信」「取り巻きの『何だね、君は?』は小山田先生に言わせろよwやっぱり志村けんさん、コントの時と全然雰囲気が違い、威厳ある演技だなぁ」「小山田先生と裕一の対面シーン。志村けんさんと窪田正孝さんの共演シーンがあってよかったとしみじみ思う。濃厚な、そして心情伝わる演技のぶつかり合い。目が離せなかった」などの書き込みが続出した。

 小山田のセリフ「私は木の実を食っているのか」は、もともと台本になかったもの。演出の橋爪紳一郎氏が雑談シーンの叩き台を提示し、志村さんが言いやすいように自分の言葉に変換した。

 橋爪監督は「あのシーンの場合、ドラマ上ではもちろん、小山田の言葉なのですが、もともと台本にあったセリフではないからこそ、小山田というより志村さんご自身の『生きた言葉』としてスーッと耳に入る感覚がありました。それこそ童心に帰ったように引き込まれた、という感じです。アドリブ『演技』というよりは、アドリブ『セリフ』を自然に言葉として発せられたように思います」と振り返っている。

 志村さんの出演シーンは、初登場の第25話(5月1日)がラスト約1分。秘書(川島潤哉)から裕一の演奏会成功と国際作曲コンクール入賞の快挙を知らされ「(新聞を手に取り)(裕一が)本物か、まがい物か、楽しみだね(新聞を机に投げ置く)(つづく)」。第28話(5月6日)がラスト約50秒。コロンブスレコードのディレクター・廿日市(古田新太)を呼び出し「君のところでな、(裕一を)契約してほしいんだよ(つづく)」。志村さんのセリフが朝の15分を締めた。

 第34話も、中盤の音との絡みに続き、ラスト約20秒に登場。セリフこそなかったものの、裕一に視線を向ける顔のアップで「つづく」。登場3回連続でドラマを締める“8時14分の男”となった。

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