志らく 非常事態宣言の全国拡大を歓迎 ウイルスとの戦い「基本に立ち返って『動かない』肝に」

[ 2020年4月17日 13:27 ]

落語家の立川志らく
Photo By スポニチ

 落語家・立川志らく(56)が17日、TBS系「ひるおび!」(月~金曜10・25)に生出演し、新型コロナウイルス感染拡大にともなう非常事態宣言が全国に拡大されたことを歓迎した。MCの恵俊彰(55)から「全国に(宣言が)出て良かったと思います?」と問われると、「当然です。当然だと思います」と私見を述べた。

 一方で、全国への拡大が遅れたことについては苦言を呈した。「最初から分かっていることなんですよね。非常事態宣言が出た時に、パチンコしに隣の県に行っちゃう(人が出てくる)、みたいな。それは本当は想像がつくんで、今さら言ってもしょうがないんだけど、ちょっと遅いなというのが一つ」。政府の意思決定の遅さにクギを刺しつつ、「単純なことなんだけど、ウイルスってやつは人間が動かなかったらどうにもならないんですよね。みんながじっとしていたら、向こうは戦いようがない。それをもう一回、基本に立ち返って『動かない』ってことを肝に銘ずるべきですよね」と、原点に返って感染拡大を防ぐための行動の徹底が必要との見方を示した。

 一律10万円の給付となる給付金については、「それは良かったと思えばいいんじゃないですか。いろいろと批判をする人もいるんだけど、本当に初めての事態だから政府がパニックになってしまっているのもあるんだけど、とりあえず10万円で」と評価した。「1日も早くお金が届くようにスムーズにしてもらいたいですよね」と話し、「今すぐにでもお金がなくて欲しい人もいっぱいいるわけですからね」と迅速な対応を期待した。

続きを表示

2020年4月17日のニュース