レディー・ガガ WHOと反新型コロナ禍公演へ ポール・マッカートニーら大物多数と

[ 2020年4月7日 10:59 ]

レディー・ガガ
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 米歌手レディー・ガガ(34)が新型コロナウイルス対策に従事する世界中の医療従事者らを励まそうと、米東部時間18日午後(日本時間19日午前)に中継イベントを開催する。イベントを主催する世界保健機関(WHO)が6日(日本時間7日未明)、公式サイトなどで発表した。

 イベントは「One World:Together at home(一つの世界:一緒に家で)」と題し、英国のポール・マッカートニー(77)、エルトン・ジョン(73)、米国のスティービー・ワンダー(69)ら大御所のほか、グラミー賞主要4部門を史上最年少で独占したビリー・アイリッシュ(18)も出演。幅広い世代のスーパースターが多数参加して、外出自粛を訴える予定。

 大手テレビ局のほか、ユーチューブなどネット上でも無料で同時生配信。イベントの趣旨から、無観客の会場での歌唱やパフォーマンスが予想される。人が大勢集まるコンサートやイベントは各国でも中止になっており、外出制限で自宅から出られない人たちにもスターたちが音楽でメッセージを送る。

 ガガはこの日のWHOのネット記者会見に動画で参加。「新型コロナウイルスに対してリーダーシップをとって闘ってくれているWHOなどから協力の依頼をいただいたことを心から感謝します」とコメントした。

 ガガは、今月10日に通算6作目のアルバム「クロマティカ」のリリースを予定したが、世界の深刻な状況を考えて延期。インスタグラムで「世界的なパンデミックが進行するなか、このアルバムをリリースするのが自分にとって正しいとは思えなかった」と説明していた。

 先月28日の誕生日にはWHOのテドロス事務局長と電話会談した。

 イベントでは募金も呼びかけ、医療現場で使うマスクやウイルス研究などの資金にあてるという。

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2020年4月7日のニュース