志らく 首相の布マスク2枚配布に「マスクじゃなくてお金なんですよ。お金を配った上で…」

[ 2020年4月2日 16:09 ]

落語家の立川志らく
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 落語家の立川志らく(56)が2日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。安倍晋三首相が1日の新型コロナウイルス特措法に基づく政府対策本部で、緊急経済対策の一環として、再利用が可能な布マスクを1住所当たり2枚ずつ配布すると表明したことについてコメントした。

 再来週以降、日本郵便が持つ全ての住所に配布するシステムを活用し、東京都など感染者の多い都道府県から順次届ける。新型コロナウイルスの影響で需要が急激に拡大し、店頭では依然として品薄で手に入りづらい状況が続いていることへの対応とし、首相は布マスクは洗剤で洗うことで再利用できると指摘し「拡大するマスク需要に極めて有効だ」と強調した。

 志らくは「大臣が集まって、いい大人が集まって出した結論がマスク2枚…マスクが本当に困っている病院だとかそういった所があるわけですよ。それを全世帯に2枚ずつまくんだったら、そういう病院にまとめて送ればいいじゃないですか」と自らの見解を示した。そして「それもなんで1家庭に2枚?まだ百歩譲って国民全員に1枚ずつならまだ分かります。1家庭に2枚って、それ分けろって、どうしろって」と言い、「マスクじゃなくてお金なんですよ。お金を配った上で、そこにマスクもつけますよ、なら分かる。だってその経費、どうしてそっちに回さないんだって、いきなりマスクっていうのがね。そりゃ後でお金はまくんだろうけど、なぜ最初にマスクって言ったのか。今、笑わせるところじゃ…みんなエイプリルフールだから笑わそうと思ったのか。結局、誰も笑わなかった」と話した。

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2020年4月2日のニュース