小池都知事　新型コロナ感染対策の在宅要請に「まだまだ自粛疲れには日本の場合は程遠い」

小池百合子都知事
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　東京都の小池百合子知事が2日、テレビ朝日「ワイド！スクランブル」（月～金曜前10・25）に生出演。新型コロナウイルスの感染状況について「重大局面であることには変わりない。気は抜けない」と述べた。

　依然として「厳しい状況」と強調。外出自粛要請後の都民の生活については、「メディアで“自粛疲れ”という言葉が出たりしますけども、海外は街全体が(屋外へ)一歩も出ないような状況において、まだまだ自粛疲れには日本の場合は程遠い」とも語った。

　夜間の繁華街について「そこに出入りするお客と同時に、働いている方々、その若い方々が陽性になっている可能性が多い」と指摘。歓楽街で勤務する女性にとどまらず、こうした人たちが利用する美容院の従業員などについても、「しっかり仕分けをしているところ」と説明した。

　緊急事態宣言については、安倍晋三首相が前日1日に「出す状況にない」と述べたことを踏まえ、「(宣言は)出ない方がいいんですけども、しっかりと自治体と国が連携することが感染拡大の防止につながる」と言葉を選びながら話した。