【来週のスカーレット】最終週 変わらぬ日々は特別な一日…武志の思いに喜美子があることを思いつき…

[ 2020年3月21日 13:00 ]

連続テレビ小説「スカーレット」最終週は「炎は消えない」。武志の作品をうれしそうに見る川原喜美子(戸田恵梨香)(C)NHK
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 女優の戸田恵梨香(31)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「スカーレット」は3月23日から最終週に入る。

 朝ドラ通算101作目。タイトルの「スカーレット」とは「緋色」のこと。フジテレビ「夏子の酒」「妹よ」「みにくいアヒルの子」、日本テレビ「ホタルノヒカリ」などで知られる脚本家の水橋文美江氏(56)が朝ドラに初挑戦するオリジナル作品。“焼き物の里”滋賀・信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとして歩み始める1937年(昭12)大阪生まれのヒロイン・川原喜美子(戸田)の波乱万丈の生涯を描く。3月28日まで全150回。

 主題歌は「愛をこめて花束を」「タマシイレボリューション」などで知られる越智志帆(36)のソロユニット「Superfly」のオリジナル曲「フレア」。Superflyが朝ドラの主題歌を制作し、歌うのは初。語りはNHKの中條誠子アナウンサー(46)。ドラマの語りを務めるのは初となった。

 最終週(3月23日~3月28日)は「炎は消えない」

 武志(伊藤健太郎)の、器の中で生きている水を表現した作品が完成し、喜ぶ喜美子(戸田)。しかし同じ病気で亡くなった高校生からの手紙を受け取って、心情を初めて吐露する武志に、その辛さを改めて思いやる。そんな二人に作品についての意外な気づきが光をもたらし、生きていることを実感する。信作(林遣都)の発案で信楽で「みんなの陶芸展」を開くことに。喜美子は陶芸教室の生徒とともに、自らも出品しようと決める。武志もさらに作品を作りはじめる。直子(桜庭ななみ)は武志と真奈(松田るか)をドライブに誘い出し、二人の様子に、お互いを思いあう愛情を見てとる。一方喜美子は八郎(松下洸平)とともに、武志と過ごす日々のいとおしさをかみしめる。そして、いよいよ「みんなの陶芸展」。照子(大島優子)の家族をはじめ、草間(佐藤隆太)やちや子(水野美紀)が訪れる。ジョージ富士川(西川貴教)もやってきて、喜美子が陶芸家として活躍していることを喜んでくれる。ジョージが呼びかけ、大きな紙に「今日が私の一日なら」をそれぞれに書くことになる。変わらぬ日々は特別な一日であるという武志の思いに、喜美子は、みんなで琵琶湖へいくことを思いつく。 

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