東出昌大 囲み取材でガス抜き?5月には出演映画公開控え

[ 2020年3月17日 17:35 ]

<三島由紀夫VS東大全共闘トークイベント>大勢の報道陣を前に会見する東出昌大(撮影・篠原岳夫)
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 俳優の東出昌大(32)が17日、スペースFS汐留(東京都港区)で行われた映画「三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実」(20日公開)のイベント終了後に、囲み取材に応じた。

 インナーもスーツも靴も全身黒ずくめ。左手薬指に結婚指輪はなく、テレビ朝日ドラマ「ケイジとケンジ」が10日にクランクアップしてまだ1週間の疲労もあるのか、少しやせ細った印象だった。

 イベントは当初100人前後の招待客を前に行う計画だったが、新型コロナウイルス感染防止で「無観客」に。167の座席の半分近くを取材陣が占めた。東出は豊島圭介監督と30分間、三島由紀夫について語り合った後、一度仕切り直して取材陣に20分間対応。

 主催者側は「事前に多くの取材の申し込みがあり、“囲みもあるのか”との声もありました。東出さんの事務所と相談したところ、“次の仕事まで少し時間があるので15分間くらいなら”」と取材に応じた経緯を説明した。

 イベント出演は女優の唐田えりか(22)との不倫、妻で女優の杏(33)との別居が1月に公となってから初めて。このタイミングでの取材対応は、次の仕事への影響を少なくするためと見られる。

 同ドラマも、スタート直後の主演俳優の不倫発覚はテレビ朝日の亀山慶二社長の定例会見でも質問が出たほど。各方面に関係者や共演者に迷惑をかけ、東出もこの日、改めて謝罪した。

 今後は、メインキャストとして出演した「コンフィデンスマンJP」の映画第2弾の公開が5月1日に控える。制作に関わったフジテレビは、遠藤龍之介社長先月の定例会見で幹部が「公開は予定通り」としつつ、プロモーションは「組み立てている最中」と回答した。

 同映画のスタッフからすれば、本来、プロモーションを始めないといけない時期なのに、新型コロナウイルスによる自粛ムードで宣伝プランの再検討も迫られる。そんな中、東出側としても不倫騒動を引きずったままでは、新たに共演者に迷惑をかけてしまいかねない。

 東出にとっては、杏との夫婦関係について溝は埋まらないままで、新たに報告することもないが、テレビ関係者は「ここで1回イベントに出てくるのが“ガス抜き”の意味もある」とみている。

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