福山雅治 30周年ライブ中止決断に思い「ファンの方たちの安心、安全が第一なんです」

[ 2020年3月1日 15:36 ]

福山雅治
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 俳優で歌手の福山雅治(51)がパーソナリティーを務める2月29日放送のTOKYO FM「福山雅治 福のラジオ」(土曜後2・00)で、新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって今月に予定していた30周年記念ライブが中止となったことについて思いを語った。

 3月21日にデビュー30周年を迎える福山。19、21、22日には「FUKUYAMA MASAHARU 30th ANNIVERSARY KICK-OFF LIVE 三十祭!!『序』」と題して、横浜アリーナで計4万5000人が集まるライブを予定していたが、先月26日に中止が発表されていた。

 福山はこの日の番組で、「大変という言葉が軽く感じてしまうんだけど、でも本当に大変」と新型コロナウイルスによって人々の生活が脅かされている現状を懸念。そして「いろんなことが分からないっていうことが一番怖いんですけど。恐怖っていうのは分からないところからやってきますからね。感染拡大が続くコロナウイルスの現状を鑑みての判断。これは僕だけでなく音楽をやっている、エンタテインメントおよびスポーツに従事する人たち、相次いでイベントを中止せざるを得ないという状況になりました」とライブ中止を改めて報告した。

 「何で中止なのか。自分のことっていうのはそうなんですけど、何より、思いをもって集まってきてくださるファンの方たちの安心、安全が第一なんです。これは、どのアーティストも一緒ですよ」と続け、多くのアーティストがファンのために苦渋の決断を下していることに言及。それでもメールやSNSを通じて寄せられる中止の決断を支持する声やエールに励まされているといい、「本当に支えていただいているんだな、つながっているんだなと実感した」と感謝した。

 ライブは中止となったが、デビュー記念日の21日には「何かしらみんなと一緒に過ごせる“会わないけど会える”」企画の実現に向けて動いているという。「音楽を通じた何かを実現すべく今やっておりますので、発表はしばしお待ちください」とリスナーにメッセージを送った。

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2020年3月1日のニュース