「麒麟がくる」副題は「ウルトラセブン」似?とネット話題「光秀、西へ」「ウルトラ警備隊西へ」など続出

[ 2020年3月1日 06:00 ]

長谷川博己が主演を務める大河ドラマ「麒麟がくる」(C)NHK
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 俳優の長谷川博己(42)が主演を務めるNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜後8・00)の副題が、1967~68年に放送された「ウルトラセブン」のオマージュではないか?とインターネット上で話題になっている。

 大河ドラマ59作目。第29作「太平記」(1991年)を手掛けた名手・池端俊策氏(74)のオリジナル脚本で、智将・明智光秀を大河初の主役に据え、その謎めいた半生にスポットを当てる。物語は1540年代、まだ多くの英傑たちが「英傑以前」だった時代から始まり、それぞれの誕生を丹念に描く。

 第1話「光秀、西へ」は「ウルトラ警備隊西へ」(第14話・前編、第15話・後編)、第4話「尾張潜入指令」は「アンドロイド0指令」(第9話)、第5話「伊平次を探せ」は「明日を捜せ」(第23話)、第6話「三好長慶襲撃計画」は「セブン暗殺計画」(第39話・前編、第40話・後編)に影響されているのではないか?と視聴者が指摘。2月23日に第6話が放送されたが、うち4話が「ウルトラセブン」似の副題になった。

 主人公・明智光秀は「本能寺の変」(1582年)で主君・織田信長を討つことから、「麒麟がくる」最終回の副題は「ウルトラセブン」の「史上最大の侵略」(第48話・前編、最終回・後編)をもじって「史上最大の反逆」になる?と予想する人も。オープニングタイトルバックの白文字フォントも特撮ドラマっぽく“副題ウルトラセブン説”に拍車をかけた。

 近年の大河ドラマの副題としては、2016年「真田丸」が漢字2文字縛り、17年「おんな城主 直虎」が古今東西の名作映画や小説をモチーフにして話題に。NHKによると、「麒麟がくる」の副題は物語展開に沿ってストレートに命名。「ウルトラセブン」と似た回があったのは全く偶然で「視聴者の皆さんの目の付けどころに驚いています」とした。

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2020年3月1日のニュース