1日開始のNHK常時同時配信にテレ朝幹部「実際に見てから参考に」

[ 2020年2月25日 14:24 ]

テレビ朝日の社屋
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 テレビ朝日は25日の定例会見で、NHKがテレビ番組を放送と同時にインターネットに流す「常時同時配信」を3月1日から試行的に実施することについてコメント。同局幹部が「まだ始まっていないので。実際に見させて頂いて、どういう形で私たちも進めたらいいのか参考にさせて頂きたい」と述べた。

 日本民間放送連盟(民放連)の大久保好男会長(日本テレビ会長)は1月の定例会見で、「全体的に抑制して運営して頂きたいとお願いしてきた立場。それが実現したのかな。今後の推移を見守っていきたい」と述べていた。

 NHKは現行の実施基準で、ネット業務の費用の上限を「受信料収入の2.5%」としている。

 NHKは、新サービス「NHKプラス」で総合テレビとEテレの番組をインターネットを通じて配信を始める。視聴者は3月から追加の受信料を支払うことなく、スマートフォンなどネット経由でも番組を視聴できる。「常時同時配信」は当面、毎日午前6時から翌日午前0時までの18時間程度。「見逃し番組配信」は原則、放送後7日間いつでも利用できるようにする。4月1日の開始に先駆けて、3月から「試行的」にサービスを実施し、システムなどを確認するとしている。

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