長澤まさみ「コンフィデンスマン」さらなる続編を熱望 「まだまだ、この世界が続いたらいいのに」

[ 2020年2月18日 17:54 ]

ブルーリボン賞主演女優賞を受賞した長澤まさみ
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 東京映画記者会(スポーツニッポン新聞社など在京7紙の映画記者で構成)が選ぶ第62回ブルーリボン賞(19年度)の授賞式が18日、東京・イイノホールで行われた。昨年5月公開の「コンフィデンスマンJP ロマンス編」で主演女優賞を受賞した長澤まさみ(32)は「うれしく、楽しく、幸せな時間だった」と撮影について振り返った。

 この日、長澤は黒のワンピース仕様のドレスで登場。冒頭で「昨今は、いろんな情報が錯綜して、コンフィデンスマンの世界のように、何が本当で何が嘘か分からないなと思うところがあります」と映画の内容に絡めてコメントした。

 同作で天才的頭脳と集中力でどんな人物にも成り済ます詐欺師・ダー子を演じた長澤。「自分なりの信念を基に自分で見たもの、自分で感じたことに突き進んでいく、そんなキャラクターだなと思った」と話し、「彼女を演じる度にそんな姿に勇気づけられて、私もダー子のように信念を持って、生きていけたらいいなと思っています」と語った。

 同映画には不倫騒動の渦中にいる俳優の東出昌大(32)や、小手伸也(46)、小日向文世(66)らが出演。「この作品を一緒に作り上げた愛すべきスタッフ、愛すべき共演者、そして、愛すべきコンフィデンスマンたちと一緒にみんなで頑張って、この作品を作り上げたので、この賞がいただけたと思います」と感謝した。

 同賞は17歳と24歳で選ばれた助演女優賞に続いて3度目。主演賞は初となり「本当にうれしいです」と喜びを表現し「この作品が大好きなので、まだまだ、コンフィデンスマンの世界が続いたらいいのになと思っています」と、終始、作品愛を熱弁していた。

 この日は、長澤のほか、「翔んで埼玉」で作品賞を受賞した武内英樹監督、「記憶にございません!」で主演男優賞に選ばれた中井貴一(58)、「キングダム」で助演男優賞の吉沢亮(26)、「台風家族」「ひとよ」で助演女優賞のMEGUMI(38)、「町田くんの世界」で新人賞に輝いた関水渚(21)も登壇した。

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