次期朝ドラ「エール」メインビジュアル解禁!窪田正孝が二階堂ふみをおんぶ 絵コンテなしの挑戦的撮影

[ 2020年2月17日 17:45 ]

連続テレビ小説「エール」のメインビジュアル。窪田正孝と二階堂ふみ(C)NHK
Photo By 提供写真

 俳優の窪田正孝(31)が主演を務める次期NHK連続テレビ小説「エール」(3月30日スタート、月~金曜前8・00)のメインビジュアルが完成し17日、お披露目された。

 朝ドラ通算102作目。男性主演は2014年後期「マッサン」の玉山鉄二(39)以来6年ぶりとなる。モデルは全国高等学校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」などで知られ、昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而(こせき・ゆうじ)氏(1909~1989)と妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏。昭和という激動の時代を舞台に、人々の心に寄り添う曲の数々を生み出した作曲家・古山裕一(窪田)と妻・関内音(二階堂ふみ)の夫婦愛を描く。

 カメラマンの西村康氏は「朝ドラに限らず、ポスター撮影は絵コンテをベースに撮影手法や場所を詰めて行くと思うのですが、今回は絵コンテはなし!現場の空気感を切り取っていく手法で行きましょう!となり、挑戦的な撮影でした。普段採られている手法とは違うことをするということで広報的にもカメラマン的にも挑戦で、期待に応えたいという気持ちとともに眠れない夜が続きました」と苦笑い。

 「そこで、どのような写真が今回の朝ドラにふさわしいのかをアートディレクターの平原史朗さんと話していた時、見た人の感情に触れる『エモーショナル』な写真を撮りましょう!ということになりました。窪田さん、二階堂さんの現場での雰囲気をそのまま切り取るべく、どのようにしたら今、ここでしか撮れない1枚を撮ることができるのか。エモーショナルな瞬間を撮影できるかをポスターチームで考え続け、ロケハンを重ねました。現場は関内音のモデルとなった内山金子さんの生まれ故郷である豊橋の海。遠州灘の絶景。青空!さわやかというよりはいささか強い風の中、撮影をしました」と振り返り「天才作曲家・古山裕一、歌手を目指している関内音。この2人の生き生きとした体温を感じ取れるようなポスターが出来上がりました!朝ドラのポスター撮影に関われるというすごく光栄な機会を頂けて感謝しています!」と手応えを示した。

 アートディレクターの平原史朗氏は「カメラの前に現れたのは、まぎれもなく裕一と音でした。その日は風が強くて撮影は大変だったけれど、2人の時間は穏やかで優しくて楽しそうで。おかげで素敵な表情と空気感を切り取ることができました。希望に満ちあふれた裕一と音の視線の先に何が見えているのか、物語を通して探してみたいと思っています。そして、この初々しくて前向きで明るいポスターが、少しでも皆さんへの『エール』になれば、うれしいです」とした。

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2020年2月17日のニュース