長谷川博己主演「麒麟がくる」第5話“早麒麟”BS好調 番組最高4・5%!初回3・3%から大幅増

[ 2020年2月17日 09:15 ]

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主演を務める長谷川博己
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 俳優の長谷川博己(42)が主演を務めるNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜後8・00)の第5話が16日に放送され、平均視聴率は13・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが17日、分かった。前回第4話の13・5%から0・3ポイント微減となった。一方、本放送の2時間前に放送され“早麒麟”の愛称で親しまれるBSプレミアム(日曜後6・00)は4・5%。前回第4話の4・0%を0・5ポイント上回り、番組最高をマークした。

 テレビ朝日「ポツンと一軒家」(日曜後7・58)は18・4%、日本テレビ「世界の果てまでイッテQ」(日曜後7・58)は15・7%だった。

 2016年「真田丸」(19・9%)以来4年ぶりの大河初回19%超となる19・1%と好発進。第2話=17・9%、第3話=16・1%、第4話=13・5%、第5話=13・2%と推移している。

 第5話のBSは4・5%と番組最高を更新。初回3・3%から大幅1・2ポイント増。本放送が待ち切れない視聴者が多くなってきたとみられる。BSの視聴率は「3%台で健闘、4%台で異例」とされ、「真田丸」は最終回まで10週連続5%台と驚異的な数字を叩き出した。「麒麟がくる」のBSの推移も注目される。

 大河ドラマ59作目。第29作「太平記」(1991年)を手掛けた名手・池端俊策氏(74)のオリジナル脚本で、智将・明智光秀を大河初の主役に据え、その謎めいた半生にスポットを当てる。物語は1540年代、まだ多くの英傑たちが「英傑以前」だった時代から始まり、それぞれの誕生を丹念に描く。

 第5話は「伊平次を探せ」。斎藤道三(本木雅弘)の命を受けた明智光秀(長谷川)は鉄砲の作り方に加え、将軍家が鉄砲を大量に必要としている理由を探るべく、再び京へ向かう。腕利きの鉄砲鍛冶・伊平次(玉置玲央)を探しに足を運んだ本能寺で、将軍・足利義輝(向井理)の護衛・三淵藤英(谷原章介)と再会。将軍家も伊平次を探しているが、忽然と姿を消したという。三淵に連れられて松永久秀(吉田鋼太郎)の元へ向かった光秀は、松永から鉄砲の真の力とは「お互いをけん制させ、戦を減らす抑止力になることである」と聞く…という展開だった。

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2020年2月17日のニュース