「いだてん」執筆の宮藤官九郎氏も「麒麟がくる」見た「こういうもんだよな、大河って」

[ 2020年1月22日 16:10 ]

宮藤官九郎氏
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 昨年のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の脚本を手掛けた宮藤官九郎氏(49)が20日、月曜パーソナリティーを務めるTBSラジオ「ACTION」(月~金曜後3・30)に生出演。19日にスタートした今年の大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜後8・00)に言及した。

 番組冒頭いきなり「こんにちは、宮藤官九郎です。えー、『麒麟がくる』、来ましたね、麒麟が昨日。『麒麟がくる』なのに麒麟は来ないって言っていましたね。そんなに来るか、来ないか気にしていなかったから、セリフで『そんなことじゃ、麒麟は来ない』って言っていて、ビックリしました。麒麟、来ねぇのかよ、始まったのに(笑)」と切り出した。

 「でも、思いました。僕、頭5分ぐらい欠けたんですよ。あっ、そうだ、やっているんだと思って見たら、あの出で立ち、画面のフレームの感じが『あっ、これが大河だ』っていう。別にオレが間違っていたわけじゃないんだけど、オレは別にそれ(従来の大河ドラマ)を変えようという意識もなく作っていたんですけど、普通に原っぱの所に長谷川(博己)さんがいて、明智光秀がいて、しゃべっているだけのシーンだったんですけど『あっ、これじゃん』と思って、で『ああ、そうなんだ』っていう第1話でしたね。『そうなんだ』っていうのは『大河って、そういうことなんだ』って思い出す」と振り返った。

 「話の情報量、話の運び方、画面の成り立ちが『こういうもんだよな、大河って』って久しぶりに思い出しましたね…というのを大河を書いていた作家がラジオで言うなんてね。いいんですよ。(『麒麟がくる』は)おもしろかったです」と笑いを誘った。

 「いだてん」は歌舞伎俳優の中村勘九郎(38)と俳優の阿部サダヲ(49)がダブル主演を務めた大河ドラマ58作目。13年前期の連続テレビ小説「あまちゃん」で社会現象を巻き起こした宮藤氏が大河脚本に初挑戦。今年20年の東京五輪を控え、テーマは「“東京”と“オリンピック”」。日本が五輪に初参加した1912年のストックホルム大会から64年の東京五輪まで、日本の激動の半世紀を描いた。インターネット上の評価は高く、ツイッターは大いに盛り上がったが、リアルタイムの世帯視聴率には結び付かず、全47話の期間平均(全話平均)は8・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。大河ドラマ史上初の1桁で、2012年「平清盛」と15年「花燃ゆ」の期間平均12・0%を大幅3・8ポイント下回り、大河ドラマ歴代ワーストを更新した。

 「麒麟がくる」は俳優の長谷川博己(42)が主演を務める大河ドラマ59作目。第29作「太平記」を手掛けた名手・池端俊策氏(74)のオリジナル脚本で、智将・明智光秀を大河初の主役に据え、その謎めいた半生にスポットを照らす。物語は1540年代、まだ多くの英傑たちが「英傑以前」だった時代から始まり、それぞれの誕生を丹念に描く。初回19・1%と好発進した。

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