宍戸錠さん 周囲の声を逆手に“強面変身” 家族の反対押し切り“悪役卒業”

[ 2020年1月22日 05:30 ]

宍戸錠さん死去

1994年、映画「銀座警察 武闘派刑事」の撮影完了会見に出席した宍戸錠さん
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 宍戸さんのトレードマークだったぷっくりと膨らんだ頬は、映画「第三の男」などで知られる名優オーソン・ウェルズのような強面(こわもて)への変身願望から生まれた。

 日活時代、二枚目路線で伸び悩み、周囲に「頬がこけすぎてる」と何度も言われたことで開き直って1957年に“逆整形”手術に踏み切った。液状のオルガノーゲンという物質を2度にわたり頬に注入して、ふてぶてしい顔に変身。これで日活アクションの敵役としての人気に火がついた。

 21世紀に入り“新しいジョー”に生まれ変わるため01年3月に除去手術を決意。オルガノーゲンは石灰化しており、取り残せば、がんの原因となる可能性もあったため家族は大反対したが自らの意思を貫いた。摘出物は幅4センチ、長さ8センチ、厚さ1センチで11.5グラムもあったという。44年間の悪役の証を脱ぎ捨て、二枚目を取り戻した宍戸さんは当時「凄えもんが入っていた。これからはオールド・ジョーになりたい」と語っていた。

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