八代英輝氏 厚底シューズ禁止の可能性に「1社潰しに見えなくもない」

[ 2020年1月16日 11:57 ]

八代英輝弁護士
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 弁護士の八代英輝氏(55)が16日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。ナイキ製の厚底シューズが、世界陸連の新規則によって禁止される可能性が出てきたことについて言及した。

 陸上長距離で最近数シーズン、好記録を連発しているナイキ製の厚底シューズが世界陸連の新規則によって禁止されることになると15日、複数の英紙が一斉に報道。世界陸連はソールの厚さを制限する方向だとしている。

 八代氏は「選手の技量と肉体面が進化して、だからこそ記録が更新されている醍醐味がある」とし、「一方で夏季五輪は用具に依存する度合いが少ないですけど、冬季五輪は完全に用具と一体化している種目なわけですよね」と指摘。その上で「五輪があるから用具も進化している。夏季五輪に関してだけ用具の進化を後ろから引っ張るようなことをしてしまったら、それはお互いの関係として良くないんじゃないかと思う。今回に関して言うと、1社潰しに見えなくもない。他の会社の技術が追いついていないから五輪から排除しようとするっていうようなことになってはいけないと思います」と話した。

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2020年1月16日のニュース