「いだてん」BSも録画も苦戦…2・3%「真田丸」「直虎」「西郷どん」に続けず ネット好評&席巻も…

[ 2019年12月16日 18:55 ]

大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(C)NHK
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 NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(日曜後8・00)の最終回(第47話)が15日、拡大版(60分)で放送され、全47話の期間平均(全話平均)は8・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と大河ドラマ史上初の1桁に沈んだことが16日、分かった。2012年「平清盛」と15年「花燃ゆ」の期間平均12・0%を大幅3・8ポイント下回り、大河ドラマ歴代ワーストを更新した。インターネット上の評価は高かったが、リアルタイムの世帯視聴率には結び付かず。本放送(総合テレビ)の2時間前(日曜後6・00)に放送されているBSプレミアムの期間平均も2・3%と苦戦した。

 「いだてん」のBSプレミアムにおける最高視聴率は初回(1月6日)の3・8%。以降は下降線をたどったことになる。

 BSプレミアムは本放送より早く内容を知れるため、大河ファンに人気。2016年「真田丸」は期間平均4・7%(全50話)で、最終回まで10週連続5%台の驚異的な数字を叩き出した。最高は5・8%。本放送が待ち切れない視聴者が多く、ネット上で「早丸」の愛称で親しまれた。

 17年「おんな城主 直虎」も期間平均4・4%(全50話)、18年「西郷どん」も期間平均4・3%(全47話)と好調。しかし「いだてん」は一気に2%台に落ち込んだ。

 「いだてん」は「録画視聴率」とも呼ばれるタイムシフト視聴率も苦戦した。

 タイムシフト視聴率は「録画再生率」「録画視聴率」とも呼ばれ、録画機器などで放送後7日以内(168時間以内)に視聴したもの。ビデオリサーチ社が2016年10月3日から新たな視聴率調査を開始。録画機器の性能向上、スマートフォンなどを使用したスマートデバイスによるテレビ視聴など、多様化した視聴形態に即した視聴率算出が近年の課題だったが、検討を重ね「総合視聴率」「タイムシフト視聴率」を新しい指標として採り入れた。

 17年「おんな城主 直虎」はリアルタイム視聴率が平均12・8%、タイムシフト視聴率が平均5・0%。18年「西郷どん」はリアルタイム視聴率が平均12・7%、タイムシフト視聴率が平均5・8%だった。

 ビデオリサーチ社は毎週、タイムシフト視聴率の上位10番組を公式サイトで発表。ここまで今年48週のうち、「いだてん」がランクインしたのは6回。(1)初回(1月6日)=5・4%(2)第2話(1月13日)=4・5%(3)第12話(3月24日)=3・6%(4)第26話(7月7日)=3・8%(5)第37話(9月29日)=3・3%(6)第39話(10月13日)=3・5%だった。

 (3)以降は3%台で、1年間の平均も「直虎」の5・0%、「西郷どん」の5・8%を下回る可能性がある。

 タイムシフト視聴率の週間ベストテンは、ほとんどが民放の連続ドラマ。11月11~17日の週、11月14日のテレビ朝日「ドクターX~外科医・大門未知子~」(木曜後9・00)は驚異の12・4%。タイムシフト視聴率は10%以上だと高数字と言える。

 9月16~22日の週、10位はテレビ朝日「アメトーーク!」スペシャル(9月20日後7・00)の3・7%。「いだてん」は圏外で、バラエティー番組も下回った。「いだてん」がベストテンに顔を出したのは、民放連ドラがない週が主だった。

 歌舞伎俳優の中村勘九郎(38)と俳優の阿部サダヲ(49)がダブル主演を務めた大河ドラマ58作目。13年前期の連続テレビ小説「あまちゃん」で社会現象を巻き起こした宮藤官九郎氏(49)が大河脚本に初挑戦し、オリジナル作品を手掛けた。来年20年の東京五輪を控え、テーマは「“東京”と“オリンピック”」。日本が五輪に初参加した1912年のストックホルム大会から64年の東京五輪まで、日本の激動の半世紀を描いた。

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