戸田恵梨香主演「スカーレット」第11週平均視聴率19・1%

[ 2019年12月16日 14:50 ]

NHK連続テレビ小説「スカーレット」のヒロインを務める女優の戸田恵梨香
Photo By スポニチ

 女優の戸田恵梨香(31)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「スカーレット」(月~土曜前8・00)の第11週の平均視聴率が19・1%(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出、関東地区)だったことが16日、分かった。第1週の平均は19・8%で、1週目の平均としては「ひよっこ」(17年前期)以来、5作ぶりの大台割れでスタート。第2週は平均で20・2%、第3週は19・7%、第4週は18・9%、第5週は19・1%、第6週は20・2%、第7週は20・0%、第8週は19・4%、第9週は19・5%、第10週は18・7%と推移していた。

 各日の番組平均は9日=19・2%、10日=18・2%、11日=19・5%、12日=18・5%、13日=20・0%、14日=19・1%だった。

 朝ドラ通算101作目。タイトルの「スカーレット」とは「緋色」のこと。フジテレビ「夏子の酒」「妹よ」「みにくいアヒルの子」、日本テレビ「ホタルノヒカリ」などで知られる脚本家の水橋文美江氏(55)が朝ドラに初挑戦するオリジナル作品。“焼き物の里”滋賀・信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとして歩み始める1937年(昭12)大阪生まれのヒロイン・川原喜美子(戸田)の波乱万丈の生涯を描く。来年3月28日まで全150回。

 第11週は「夢は一緒に」。帰っていく八郎(松下洸平)に精一杯の思いを伝えた喜美子(戸田)。しかし抱きよせられたところを常治(北村一輝)に目撃されてしまう。引き離されて、懸命に八郎のことや陶芸のことを説明しようとする喜美子だが、怒った常治には通じない。喜美子は、信作(林遣都)の手引きで、八郎の住まいを訪ねる。真面目な八郎は、喜美子のことを真剣に考えており、二人の気持ちはいっそう寄り添って一緒になろうと決める。丸熊陶業では、照子(大島優子)も喜び、喜美子は安心して、変わらず八郎に陶芸を学ぶことにする。が、常治は八郎の挨拶をかたくなに拒み続け、マツ(富田靖子)や百合子(福田麻由子)は心配する。そんな折、ついに照子に子どもが生まれる。夜まで立ち会った喜美子を送ってきた八郎は、ついに常治への挨拶を許される。将来は独立して陶芸家になりたいという八郎の夢に、喜美子の安定した暮らしを願う常治は反対する。喜美子の猛反発とマツの取りなしの末、常治が出した条件は、八郎が陶芸作品で賞を取ること。必死で取り組む八郎を案じる喜美子。そこに喫茶店の開店をひかえた大野(マギー)と陽子(財前直見)から、急ぎの珈琲茶碗づくりの相談が…という展開だった。

続きを表示

2019年12月16日のニュース