AKB48「最後の1期生」峯岸みなみ、卒業を発表「AKBを好きでいられる自分でいられる時に」

[ 2019年12月8日 19:53 ]

AKB48の劇場デビュー14周年公演に出演し、卒業を発表した峯岸みなみ
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 AKB48が8日、東京・秋葉原のAKB48劇場で、劇場デビュー14周年公演を開催し、峯岸みなみ(27)がグループ卒業を発表した。公演終盤に、グループ総監督の向井地美音(21)から締めのあいさつを振られると、神妙な面持ちで語り始めた。

 「(最後の同期だった小嶋)陽菜がやめて同期のメンバーがいなくなって、3度目の周年公演。去年、一昨年は心細く、寂しい気持ちもあったけど、今年はメンバーとたくさんコミュニケーションを取れて、前向きにAKB48が大好きだという気持ちでステージに立てたことをうれしく思います。そんな私から、発表があります。私、峯岸みなみはAKB48を卒業します」
 AKB48は05年のこの日、AKB48劇場で前田敦子、高橋みなみ、板野友美ら産声を上げた。峯岸は初期メンバーの1人で、17年に小嶋陽菜が卒業した後は1期生で最後の現役メンバーだった。「今までも卒業したほうがいいとか、したいというタイミングがなかったわけじゃないけど、AKBを好きでいられる自分でいられる時に卒業したいと思った。こうしてみんなで見守ってもらえる場所を卒業発表の場所に選ばせてもらいました」と話した。
 来年4月2日には、横浜アリーナでAKB48のコンサートが行われる。「それが最後のコンサートになると思います。頭が真っ白で何を言いたかったか悩むけど、AKBに甘えていた部分もありますし、たくさんのすてきな景色を見せてもらった。ここからは自分の力で努力して頑張りたい」と決意を語った。

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