沢尻被告を待つイバラの道 映画か舞台で復帰か、事務所契約継続もテレビ&CMは厳しく

[ 2019年12月7日 09:30 ]

沢尻エリカ被告 麻薬取締法違反罪で起訴、保釈 ( 2019年12月6日 )

今後の行方が注目される沢尻エリカ被告
Photo By スポニチ

 沢尻被告は保釈を受けて発表した文書で「立ち直ることをお約束します」としたが、待っているのはイバラの道だ。来年1月下旬から2月上旬にも開かれる初公判で、自ら薬物使用の実態について語り、イメージを地に落とすことになる。そこからどのようにはい上がっていくかを見せることになり、イメージ商売の芸能人としては裁判は必ずしもマイナスではない。

 所属事務所は契約解除せずに更生を支えていく方針。5億円超で芸能史上最高とも言われる賠償金を返していく必要がある。だが公共の電波を使ったテレビ番組への出演は困難。イメージの失墜からCM出演も不可能だ。

 残された道は、見たい人が能動的にお金を払って見る作品である映画や舞台だ。芸能関係者は「話題を集めたい自主製作映画や、大きくない劇場での舞台になる可能性が高い」と指摘した。2009年に薬物事件で逮捕されたアイドル女優は、3年の執行猶予期間が明けてから舞台で復帰した。裁判の結果次第だが、沢尻被告も執行猶予期間を経ての復帰となりそうだ。

続きを表示

2019年12月7日のニュース