前澤友作氏「お金っていうのは“ありがとう”」ビジネスの原体験は“クワガタ”

[ 2019年12月5日 22:04 ]

 ZOZOの創業者で前社長の前澤友作氏(44)が5日、自身のYouTubeチャンネルに2本目となる動画を投稿。「前澤にとって“お金”とは?」というタイトルで、価値観を語った。

 1本目の投稿の投稿が再生回数130万回を超えたことに触れ「ありがとうございました」とご満悦の前澤氏。「コメントも見て、時々エゴサーチもしています」といい、批判の声には「慣れてきたけど、足腰に来ます。つらいよ、そりゃ」と嘆いた。

 本題に触れ「俺が思うお金っていうのは“ありがとう”」と一言。「お金は人の感謝の気持ちを見える化したもの。つまり数値化したもの。お金をもらえるってことは、“ありがとう”をほかの人に言ってもらったということ。そう考えると気持ちよくお金と接することができる」と語った。「ずっとお金がないときもあって、そのときから考えは変わっていない」と自身の考え方の軸であることを強調した。

 また、ビジネスの原体験となる出来事についても振り返った。小学校3、4年生の時クワガタ取りの名人だったという前澤氏。「秘密の山があり、そこまでわざわざ電車で取りに行っていたんです。コクワガタ、ミヤマクワガタ、といったのがたくさん取れた」という。すると同級生から「欲しい!」との声が次々とあがった。「最初は無料で配っていたんだけど、電車代のことを思った友達が100円200円とお金をくれて」とビジネスの始まりを明かした。

 「みんなが喜んで“ありがとう”と言ってくれてお金ももらえる。二重でうれしい。人に喜んでほしいから、頑張ってやり方を探してそうやって売れて、続けてきただけ。『ZOZO』の場合は地方の人が東京まで行かなくてもネットで買えて感謝してくれて」とビジネスにその体験を生かしてきた前澤氏。

 「人を騙してまでお金は欲しくない。ギャンブルもしたくない」といい、新事業については「まだ決まっていないが、人がなるべくやっていないことにしたい」と前向き。最後は「叩かれても叩かれても(YouTube)を続けていこうと思っていますので、よろしくお願いします」と笑顔で結んだ。

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2019年12月5日のニュース