八代英輝氏 名古屋の小5集団たかりに「非常に悪質」

[ 2019年12月3日 13:59 ]

八代英輝弁護士
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 名古屋市の市立小学校に通う5年の男児が複数の同級生から現金を要求され、計約20万円を渡していた「いじめ」問題について、弁護士の八代英輝氏(55)が3日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)で「非常に悪質」と述べた。

 いじめにあった男児は、自宅の500円玉用貯金箱から十数回にわたり現金を持ち出したといい、10月8日に保護者が「貯金箱の現金がなくなっている」などと学校に連絡するとともに、同11日には愛知県警に相談。こうした保護者の行動にも「正しかった」とし、いじめた側が「刑事未成年ですけど。刑事青年だったら犯罪になる行為ですから。これは当事者間で解決するよりも、警察に行って、きちんと捜査をしてもらうご両親の対応が早くて良かった」と指摘した。

 そのうえで「市の教育委員会も学校も猛省してもらって再発が決して無いようにしてもらいたい」と続けた。

 市教委によると、持ち出した金は男児と同級生が商業施設内のフードコートで飲食代などに使っていた。男児は今年8~10月、同級生6人から「お金ちょうだい」「持って来ないとのけ者にする」などと言われ、市教委は「いじめと判断している」とした。

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2019年12月3日のニュース