玉川徹氏 「桜を見る会」“反社”首相推薦枠疑惑に「会期末ですべてが消えてなくなるわけじゃない」

[ 2019年12月2日 12:30 ]

テレビ朝日の社屋
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 テレビ朝日の玉川徹氏が2日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。公費による首相主催の「桜を見る会」を巡り、預託商法などで破綻した「ジャパンライフ」元会長が、安倍晋三首相らの枠で招待された可能性があることなどに言及した。

 野党は、ジャパンライフ元会長宛ての2015年の招待状に振られた「60」の区分番号が首相枠を意味すると主張。内閣府幹部は11月29日の参院行政監視委員会理事懇談会で、野党が根拠とする資料を「内閣府が共産党議員に提出した資料だ」などと認めている。

 玉川氏は「60から63が総理、長官等ってなってるでしょ。そうなってる時に、63を総理にするってことはまずないですよ、どう考えても。人の証言からこの資料をつくる時の担当者から聞けば60は総理枠だってすぐ分かる話でしょ。手元に資料がない、破棄したから分かりませんって話じゃないですよ」と指摘。

 そして、「(国会の)会期末って話がありますけど、別に会期末になるとすべてが消えてなくなるわけじゃないですからね」と語気を強め、「野党の中には、来年の通常国会でやると世論がどうのこうのとか心配している人がいるらしいですけど、アンタらはそんな心配する必要はない。野党はもう下までいってんだから、それ以上悪くなることないからイメージとか考えてんじゃないと。我々が求めているのは、これは一体何だったんだってことを明らかにしてほしいんですよ」と強調した。

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2019年12月2日のニュース