八代英輝氏 高速道路の逆走車による事故に「気づかないことにはどうしようもない」

[ 2019年12月2日 11:48 ]

八代英輝弁護士
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 弁護士の八代英輝氏(55)が2日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。群馬県渋川市の関越自動車道で、無職の男性(80)が運転する軽乗用車が下り車線を逆走して乗用車と正面衝突し、搬送先の病院で死亡が確認されたことに言及した。

 乗用車を運転していた同県沼田市の会社役員の男性(74)が足や胸を打って重傷、同乗していた会社役員の女性(72)も胸などを打つ軽傷を負った。2人は命に別条はないという。

 八代氏は「今回のドライバーの場合は、追い越し車線を迷いなく走ってますよね。要するに自分が100キロで走ったら、向こうからの車は100キロで、相対速度は200キロで衝突することになってしまう」と言い、「とにかく減速して避けていくっていうのがやり方だと思うんですけど、(逆走していることに)気づかないことにはどうしようもない」と話した。

 その上で「気づかないで、そういうふうになりそうになってしまうところにいかに注意を喚起する表示等を多くするかと思うんですが…」としつつも「乗ってしまってから周りの状況見れば普通“おかしいな”って考えるはずなんですが、それに気づけないっていうのは認知能力に問題がある」と指摘した。

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2019年12月2日のニュース